appleJam特選 Blues'Treasure
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確立されたエルモア・スタイルの上でプレイ・ザ・ブルースすることの意義を考える
Elmore James Jr. and the Broomdusters Baby Please Set a Date CD \2,500tax in
父エルモアの愛奏曲を中心に、オーソドックスなシカゴ・ブルース・アルバムと
なった感。父親が築き上げた世界に冠たるエルモア・スタイルのブルース。それ
を生きた遺産として伝承していく姿と同時に、ボクにはボクのブルースがあるん
だという感じがまさにミクスド・エモーションされています。#7.Steppin' with Elmo
や #9.She's Goneでのツボにはまるフレーズ展開は決して亡き父の二番煎じで
はないのが特筆。ただこのままでは全体がやや単調な印象を残すので、あとは
このスタイルで如何に魅力的な新曲をどれだけ彼が生み出せるかという点にジュ
ニアの真価がかかっていそうです。好いフィーリングをしているので余計に
期待が大きくなります。次が勝負作になりそうなそんな予感がする一枚。

2010 Austria Wolf 120.822
★★★★

店主が後から感じた感想…
2008年のJSP盤と2010年のWOLF盤とを聞き比べてみて、JSP盤の方が音がよりドラマチックにリアルなの
を感じます。エンジニアの好みの差かセンスの差なのか、奏者が同じでも随分印象が変わるものだと改めて。

強烈に存在感を放つ超有名新人のこれがデビュー作、JSP盤群の中でも指折りの大傑作!
Elmore James Jr. Daddy Gave Me to Blues CD \2,850tax in
2010年のセカンド・アルバムと導入の順序が逆になりましたが、
二作目に当たるWOLF盤で少し感じた単調さはここにはなく、気
合いもより入った仕上がりです。デビュー作らしい緊張感というか、
#9.Coming Prison Farmはその好例。さらに#11.Steppin' with Elmo
におけるふんわりとしたスライド・スタイルには父とは逆の癒しの成分
を感じたりもします。一曲目、#1.Don't Get Mad は自然体ではっきりと
存在感が充満していて作品的にもしっかり印象に残ります。これは
益々三作目での展開が気になります。絶対の成長株!で、その
三作目は一体何処が誰が出すのでしょうね。わくわくします。

2008 UK JSP JSP-8809
★★★★☆