appleJam特選 BlackMusicTreasure
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Americana Club
もはやカテゴリーを超えた確かな存在、歌の本来的な魅力で一杯!
初期作品にあった心地よい隙間を再び感じる作品になっています
The Holmes Brothers Feed My Soul CD \2,000tax in
彼らを初めて聴いてから20年経った今この瞬間でも、やはり90年盤のスカスカ
した超シンプルな音が忘れられない自分。そんな奴がこれを聴いて真っ先に感
じたのがとっても懐かしいその感覚でした。全部とはいいませんが、今作ではし
ばしばあの20年前のデビュー作を聴いている錯覚を覚えます。果たしてプロデュ
ーサーのオズボーンとホルムズの面々がここへ来て同時に原点回帰への意欲
に燃えたか、その辺は想像するしかありませんが、自分としては彼らの声自体が
既に優れた楽器とイコールなので、バックがシンプルな程彼らの魅力が際立つ
のは道理です。シャーマンの#7.I Saw Your Face と ポプシーの#.11.I'll Be Back
及びウェンデルの#12.Pledging My Loveと、常に三色の喉が楽しめるのもホル
ムズの大きな魅力。97年作品でもレノン=マッカートニー・チューンを
渋くカバーしていましたけど、ここでも#11の仕上がりが個性的です。

2010 USA Alligator ALCD-4933  bb's Recommendation2010
★★★★★

変化したとかしていないとか、そういったことを超えた域にある新境地
The Holmes Brothers State of Grace CD \2,000tax in
ホルムズの90年のアルバムが出た当時、私はRounder直販の船便
通販で買った一人です。その後の数枚もここ日本で彼らの作品を店
頭で見ることは渋谷のタワーを除いてはありませんでした。その後
appleJamを出店した翌年に、浜松での学会に来日したドイツの女医
さんが、HPで見たの・・・といってお店にある彼らのCDを幸せそうに
買い占めて行って下さった日のことを突然思い出してしまいました。
その日と今日がずっと繋がっている気もしました。ちょっぴりケイジャ
ンが入った#6Bad Moon Risingが今回私は特にお気に入りですが
#9.で聴けるジョーン・オズボーンの歌もめちゃグルーヴィーです。

2006 USA Alligator ALCD-4912
★★★★★

力強さだけでなくまろやかささえ感じる音に変貌、過去最高の内容!
The Holmes Brothers Simple Truths CD \2,000tax in
冒頭こそいつものホルムズですが 3曲目から以降、今までと違う決定的な
何かを感じました。それもそのはずで、今回のプロデューサーは、過去にホ
リー・コールやダーティーダズンB.B.等を手がけているクレイグ・ストリート。
アーティストのツボを見事に押さえることに成功しています。デビューから彼
らを追いかけている私にもこの変化は非常に嬉しい要素。単にソフトになっ
たというのでなく深みが増したことを感じさせる変化です。緩急の付け方も絵
になって、その辺は#7〜9に象徴されていますが私はラストのカントリー・ブ
ルースがやけに染みます。過去を通じて文句無しの最高傑作!

2004 USA Alligator ALCD-4893
★★★★★

手頃さが魅力のRounder時代のベスト選曲
The Holmes Brothers Righteous!CD (Out of Stock)
古巣Rounder時代のエッセンシャル・コレクションで、いわゆるベスト盤なのですが
甲乙付けがたかった4枚のアルバムからの良いとこ取りなのでまさに究極のベスト
アイテムとなりました。特にこのイラストによるデジパックのシリーズは24bitでの
デジタル・リマスタリングが売りでもあって既発のアルバムとはまた違った響きを
楽しめるので全部持ってる方にも悩ましい存在なのであります。耳に馴染んだ曲
がまた違う曲順で、しかも一枚で10年超の活動を振り返ることが出来るので益々
気になってしまいます。(笑) 初めてホルムズを聴きたいなと思ってる方には勿論
真っ先にお薦め致します。今後名実共に決定盤としてシーンに定着しそうです。

2002 USA Rounder 1166-11588-2
★★★★★

最もパワフルなホルムズが聴ける、アリゲーター移籍第一弾
The Holmes Brothers Speaking in Toungues CD \2,000tax in
何と突然のアリゲーター移籍には私も驚きました。10年間頑張ってきたラウンダ
ーを離れた動機は想像するしかありませんが、プロデューサーにジョーン・オズボ
ーンを迎えたこの作品で何と女性コーラスも加わった!非常に分厚く、かつ力強い
音作りはさらなるファン層の拡大を狙ったものと思えます。曲によってはラウンダ
ー時代とは全く別のバンドのようにも聞こえあの素朴な彼らではなくなりました。
もの凄くパワフルでヘヴィー級のソウルフル・ミュージックです。しかし根底にある
のはやはりゴスペルの魂、どんなに表面的なイメージは変わってもそこは絶対変
わらない彼らに脱帽です。ライナーは制作に当たったオズボーン自身が長文を
残していますがやはり彼女自身も彼らを希代の逸材だと感じているようです。

2001 USA Alligator ALCD-4877
★★★★

ビートルズ・チューンが実にシブくてかつ判りやすいサウンド
The Holmes Brothers Promised Land CD (Out of Stock)
今までのどの作品より親しみやすい仕上がりとなっています。ゴスペル臭が
やや薄まり、有名曲のカヴァーやアルバム全体のブルージーでソウルフルな
味付けがファンをかなり拡大しそう。兄弟の本来の持ち味を壊さずここまでや
った全スタッフに乾杯!ピアノで始まる#8はドラムのPopsyが唄うTom Waits
のカヴァー。#7はあのLennon-McCartneyのナンバー、ゆったりとしたドラマチ
ックなアレンジが泣ける。ゴスペルで鍛えたPopsyの高音と、Wendellの太くて
粘り気のある、低音弦を多用したギターのリフが絶妙のバランスです。過去の
この曲のカヴァーでは最高のひとつと確信しました。熱いものがじわじわ胸に
染み込んでくる感じです。彼らの最高傑作の一枚!!

1997 USA Rounder Records CD 2142
★★★★★

冒頭から血管が浮いてくる超力作
The Holmes Brothers Soul Street CD (Out of Stock)
ホルムズ・ブラザーズ命!の私は三人で一斉に歌い
出す#1でいきなりK.O.されます。いたってシンプルな
バンドの音にチカラコブ付きのシャーマンの声がのる
と自然とこめかみに血管が浮き出る感じ。一般受け
には遠い音作りかも知れませんけど,じっくりとゴスペ
ル聴いてみたいとい方には絶対のお薦めです。基本
路線に戻って大正解!アルバム全体、ゆったりとした
作りで私の場合は時間など気にせずひたすらスピリ
チュアルに過ごしたいときに聴きます。

1993 USA Rounder Records CD2124
★★★★

若干の路線変更を感じるものの兄弟のキャラクターは不変
The Holmes Brothers Where It's At CD (Out of Stock)
2作目になるこのアルバムは少し雰囲気が変わった感じ。
比較的ライトな感じで、彼ら特有のしつこさがやや希薄にな
ってます。幅広い人達に受け入れられ易くするための対策
かと思いつつも、とはいえそこはホルムズ兄弟、随所に力
強さが光るのは元々のキャラクター。歌にサウンドに命が
籠もっている、この手応えはゆるぎません。これがまたひ
とつのステップになって以降のアルバムに繋がったのだと
感じられるそんなアルバムです。

1991 USA Rounder Records CD-2111
★★★


店主一番のお気に入り、最もシンプルかつ力強くもある作風
The Holmes Brothers In The Spirit CD (Out of Stock)
すべてはここから始まった・・。シンプルかつストレートな灰汁(あく)の強さに
まず心を打たれます。三人だけのセットでの曲なんか隙間だらけ、何の飾りも
ない、でもそれこそが彼らの得も言われぬ魅力。サム&デイブでお馴染みの#3
で完膚無きまでにノック・アウトされます。これを聴いて何も感じないって人はま
さか居ないでしょう。一度彼らにハマると、常に聴いていたいと気持ちが募る
ようで徐々に重度のホルムズ症候群が増加中です。音楽ファンだったら是非
持っていたい、今だからこそ余計聴いて欲しい1枚です。感動とはこういう経験
をいうのだと思います。

1990 USA Rounder Records 2056
★★★★


ホルムズ・ブラザーズ
2002年12月、10年来の夢が叶って彼らのステージをパークタワーのステージで間近に観ることが出来たとき、私は至福の境地にありました。初めて彼らの1stアルバムを聴いて以来、ずっと心の中に彼らの歌声があって、いつかは生で観てみたいと願っていました。彼らの音楽は録音作品だからという計算なくアルバム作りをしている感じが以前からあったのですけど、現実にも音盤と生のステージの間に全くの距離も違和感もないパフォーマンスでした。基本的にはブルースでありソウルなんだと判りつつも、そこに充満するゴスペル・フィーリングは聴いているものをどんどん高みへ導いてくれるような、そんなハイ・スピリチュアルなエネルギーを感じます。初めて聴く方は新作から、それで気に入ったら他の盤へ、それでまた感動したら是非とも最もシンプルだった頃の1st"In The Spirit"に挑戦してみてくださいね。結局はそれらすべてが手放せない一枚になると思います。(以上は2003年某月に書きました)