ジョニー・サンソン (Johnny Sanson)
括り的にはケイジャン〜ザディコながらもルイジアナ色満点のブルースやブギーが強く印象に残る人。極めて個性的な音という点でサンソンはサンパイと並ぶ個性派ケイジャン・ブルースボーイの筆頭格と言えます。2005年のとある日サンソン氏からメールを頂き当時新譜でSK&F が出ていることを知らせて下さり、でも既にそのとき当店で取り扱い済みでしかも順調に売れてることを伝えたらとても喜んで下さった様子の返事が返ってきました。 2007年盤ではくっきりとしたレイドバックぶりを見せますがジョン・ホールとジョー・クラウンが脇を固めている点でこれは前作の SK&F の延長にあるユニットなのかと思いつつもジョー・クラウンは半分での参加、メインの担当楽器がオルガンになっているのが特徴でした。2011年盤ではさらに重心を低くした重戦車級の音作りで迫り、ドラムがスタントン・ムーア、ギターがアンダース・オズボーンという鉄壁の布陣に様変わり。今後のさらなる変貌も含めて益々目が離せなくなりました。(2011年6月14日記)

appleJam特選  LouisianaTreasure
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New Orleans Club
地熱系ルイジアナ産ブルースロック、白熱の爆燃マグマぶりが凄い盤
Johnny Sanson the Lord is Waiting and the Devil is too CD \2,850ax in
はらわたにズシンと響く音で迫る本作でのサンソン。一聴して判る迫真の
ドラムワークはスタントン・ムーアのまさに神の手。タール系の粘着力をした
アンダース・オズボーンのギターと、そしてそれら盟友の上を行く爆燃溶岩テ
イストのサンソンのハーモニカが何より強烈で、自身気合いの入り方が今回
は違う。#2.Corn Whisky ではまるで黒いシルエットに化けたサタンが右に左に
と跳躍しながらこちらに迫る感、#8.the Lord is Waiting the Devil is too では
地獄の門番が手ぐすね引いて来訪者を待っている風情、いずれも色がモノク
ロ感なのが凄い。くせになりそうなのが#9.Without Love で私は迷わず愛用
のウォークマンにこれを放り込みました、3分間で大作ドラマを見る気分。

2011 USA ShortStack Records
★★★★★

Johnny Sansone - vocals, diatonic & chromatic harmonica
Stanton Moore - drums
Anders Osborne - guitar, background vocals, piano, tambourine, cowbell, maracas, sound effects
Elaine Foster - backup vocals

がっしりした音作りが印象深い、一種地熱系ルイジアナSSWという風情
Johnny Sanson Poor Man's Paradise CD \2,850ax in
アンダース・オズボーンとの共同プロデュースで制作された
今回のアルバム、ぐっとレイドバックした音作りが印象に残り
ます。まるで70年代ザ・バンドにも似たずったんばっこんした
リズムに、いなたくスワンピーな響きをしたジョン・ホールのデ
ィストーション・ギターがよく似合います。今回ジョー・クラウン
はそっとつかず離れずといった感じの控えめなオルガンがと
ても印象的。その控えめさがまた実に絵になる人でもありま
す。サンソン自身はパフォーマーという以上にソングライター
としての面を強く前面に押し出してきた感じがする作風。

2007 USA Shortstock Records 1006
★★★★★

原則、電源不要の最強ブルース・トリオ誕生 〜 N.O.のネイチャーボーイたち
Sanson Krown & Fall - S/TCD (Out of Stock)

Joe Krown のピアノと John Fall のアコギに Johnny Sansone のハ
ーモニカ、これはまさにデラックスという言葉がぴったりするくらい嬉しい
組み合わせです。しかも中身が徹底的にブギー&ブルースの全13曲、
55分。特にサンソンはここでは歌とハーモニカに徹しきっていてアコー
ディオンは無し。それだけアルバム・コンセプトがはっきり打ち出されて
いる感じです。ニューオリンズ・ピアノの新たな帝王J.クラウンと、ソロ作
も好評だったJ.フォールの二人はもともとゲイトマウスという共通のボス
を持つ仲間、サンソンのぐっとくるアンプリファイアド・ハープにも一際脂
がのってる気がするのも当然、ジョーのピアノも存分に楽しめます。

2004 USA ShortStack Records 1005
★★★★

Johnny Sanson - vo.harmonica
Joe Krown - piano
John Fall - vo.guitars

ガンボスープ的なごった煮のノリが如何にもニューオリンズ!
Johnny Sanson / Watermelon Patch CD
(Out of Stock)
ハーモニカとアコーディオンの両方をやるマルチなジョニー・
サンソン。ザディコ、ケイジャン、ブルース、セカンド・ライン等
ルイジアナ〜ニューオリンズ・サウンドなら何でもありの一直
線ぶりが楽しいです。ピアノにジョン・クレアリーの参加も嬉し
いですね。絶好調のアコーディオンも文句無しですが、アンプ
リファイドしたハーモニカが、切ないくらいいい音してます。
(8)のジョンのオリジナル・インスト"Pig's Feet & Tailmeat"と
(10)が特に最高です。文句無しのお薦め!

1999 USA Bullsey Blues & Jazz BB-9615
★★★★

サニー・ランドレス他、豪華ゲストが8人も集結した入魂のデビュー・アルバム
Johnny Sanson Crescent City Moon CD (Out of Stock)

99年の2ndアルバムを最初に聴いてからこっちを聴いたせいも
ありますが、がつんがつんと攻めてくる2ndと比べるとわざと音に
隙間を空けてある感じ、そこが違います。パッケージは表がハー
モニカを持った姿、裏がアコーディオンを持った姿で、うんなるほ
どです。この作品でもメイン楽器がハーモニカであることを思わ
せる展開、でもザディコが好きなんだなというのが強く印象に残
ります。サニー・ランドレスがゲストで二曲に参加、ジョン・クレア
リーのピアノも三曲で聴ける等々、お楽しみも多い一枚です。

1997 USA Bullsey Blues BB-9585
★★★★