appleJam特選 Blues'Treasure
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リック・エストリン&ザ・ナイトキャッツ
画期的な チェンジ を果たしたエストリン、全曲ガッツに満ちた会心のリ・スタート!
Rick Estrin and The Nightcats Twisted CD \2,480tax in
何と今作からエストリンがリーダーになって、リトル・チャーリーの代わりに
キッド・アンダーセン(アンデルセン?)が新たなギタリストとして加入。冒頭
#1.Big Timeから小気味よいまとまりを見せエストリンの大勝負は吉と出た
ことを直感。店主的には#4.Walk All Day のクールかつファンキーなタッチに
シビレまくり。特にここでのキッドのギター・ソロ冒頭部分が、かつてのケニー・
バレルの名演「チトゥリン・コンカーン」における絶品ソロをもじってスタートして
いるのが印象的。曲調自体これをインストでやったら60年代ブルーノートだな
なんて感じも有り。コンガだけでなくユゼフ・ラティーフのフルートを入れてハ
ーモニカに絡む、そんなインストをいつか聴いてみたいです。と、余談が
長くなりましたがラスト#14.Bigfoot に至っては完璧ギター・インスト・チュ
ーンで、次どのような展開を見せるのか早くも期待度MAAAAX!状態。
キッドは時に半音下げチューニングなのかテンション緩い感じがします。

2009 USA Alligator ALCD-4930  bb's Recommendation2009
★★★★☆

リトル・チャーリー&ザ・ナイトキャッツ(Little Charlie and The Nightcats)
ますます磨きがかかってきたのがチャーリーのジャジーなギターワーク
Little Charlie and The Nightcats Nine Lives CD \2,480tax in
リック・エストリンのユニークさはその独特の風貌と同時にそれに負けない
個性的なヴォイシングにあります。アルバム毎に多少切り口は変わっても
そのユニークさだけは不変です。だからこそのナイトキャッツなのですが、
でも彼らのアルバムをじっくり丹念に聴くとき、俄然存在感を発揮するのが
チャーリーのいぶし銀のギター。この二人はお互いに自分の個性をぶつけ
るという形でバンドを作ってきたのかなと感じます。最近の夜猫の定番とい
う感じがする#10〜#13の流れが特に好きですが、中でも#13で聴かせるガ
レージ系のちょっぴり歪んだギターインストが個人的には最高のお気に入り。

2005 USA Alligator ALCD-4902
★★★★

15年目の二人の盟友、ファンにとっても人生の盟友です 〜 円熟期の最高傑作盤
Little Charlie and The Nightcats That's Big! CD \2,480tax in
途中に挟まった"Deluxe Edition"も含めるとこれが彼らの9作目。一部のメンバー
に変動があるとはいえフロントに立つ二人、チャーリーとエストリンのコンビは永遠
に不滅ではないかと思えるほどステディです。今回もエストリンのヴォーカルは天下
一品!でワン・アンド・オンリーのキャラクターが何より嬉しいです。音だけでギター
ファンを参らせるインスト・チューン、#6Bluto's Back なんかはチャーリーの独壇場、
円熟味を増したクロマチックで吹くジャジーなエストリン作#10Coastin' Hank などは
うっかりしてるとジャズ盤かと思ってしまうノリ。ホーン入りのジャンプナンバーもレト
ロ感一杯で若いスイングファンも反応しそう。ゲストのラスティ・ジンはもろカントリー
風でいつもながら存在感有り。ハイライトは#3Desperate Man、やっぱこれだわ〜。

2002 USA Allgator ALCD-4883
★★★★★

バックの猫たちは時々変わるけど、フロントの最強コンビは不滅
Little Charlie and The Nightcats Shadow of The Blues CD \2,480tax in
97年に出たベスト盤"Deluxe Edition"を含めないで通算7作目。
メンバーが一人代わりドラムに初の黒人メンバー ジューン・コ
ープが加わりました。非常にシンプルbutシュアーなドラミングが
特徴です。従来の軽快なタッチのサウンドからやや重厚なイメー
ジも付加された感じでエストリンのハーモニカも表現方が益々バ
ラエティに富んできました。ドラムが代わったことでバンド全体の
サウンドにも変化が現れてきています。1stアルバムから早14年
チャーリーとリック・エストリンのコンビよ永遠にと願っています。

1998USA Alligator ALCD4862
★★★★

10年目にして一回目の総括をしてみた感じ、これで聴くとまたまた新鮮
Little Charlie and The Nightcats Deluxe Edition CD \2,480tax in
これだけの実力と魅力を兼ね備えていて何故もっと知名度が上がらないのか、
それはあえてタブーを破って、ファンとしての本音をいうと彼らが白人だというこ
とで、なかなか日本のブルースのメディアで取り上げられる機会が少ないからに
過ぎません。apple Jamでは声を大にして言いたいっ!!チャーリーの地味派手
な職人芸とも言えるギターの技とこれ以上無いくらい個性的かつ魅力溢れるリッ
ク・エストリンの歌とハーモニカは全ブルース・ファン必聴もんですぅっ!!ひと言
素晴らしいですぞ。ちなみにこれはベスト編集で初めて聴くにはお手頃です。

1997 USA Alligator ALCD-5603
★★★★

夜猫たちにはウッドベースが似合う、それを確信したアルバム
Little Charlie and The Nightcats Straight Up CD \2,480tax in
今作品からベースがロニー・ジェームス・ウィーバーの交代。
さらにギターにラスティ・ジンが2曲で主にバッキングで参加
しています。腰のあるフレージングと流麗なバッキングが冴
えていますが、あくまでエストリンのハーモニカが主役という
スタンスをkeepしています。新しいベースマンはウッドベース
を好むようで確かにバンドのボトムラインが随分変わりました。
そのせいもあってかストレートなブルース色は薄まりスイング
調やR&Rぽい曲が多くなっています。
1995 USA Alligator ALCD-4828

★★★

ベーシックなブルースに一回戻ろうぜ、みたいな感じが印象的
Little Charlie and The Nightcats Night Vision CD \2,480tax in
何と、プロデューサーに Joe Louis Walkerを迎え、もちろんその
ルイス・ウォーカーが一部演奏でも参加しています。他にも kb
や tp、ts でゲストが参加しており、かなり新鮮に響く曲もありま
す。基本路線がまたブルースに戻った感じで1stを思わせる部分
が随所にちらほら。ラストの"Buzzsaw"はチャーリー風のガレージ
サウンドが炸裂するギターインストですが奇妙なスケールも飛び
出しなんだかとっても怪しくてゴキゲンです。これだけ聴かされた
らサーフィン系のエレキ・インスト・バンドかと思っちゃいそう。この
ラストからまた頭に戻ると流れが凄くいいのが不思議です。

1993 USA Alligator ALCD-4812
★★★

ステージ上でもシュアーなパフォーマンスが光る、生の夜猫たち
Little Charlie and The Nightcats / Caputured 〜 Live CD \2,480tax in
冒頭の曲でいきなりエストリンの気合いが炸裂、二曲目では普段地味
なチャーリーのギターも鮮やかに一発かましてくれます。これこそライヴ
の醍醐味。益々生で見たいバンドの候補としてクローズアップされてしま
いました。とにかく一度聴いただけで覚えてしまうくらいのエストリンのヴ
ォーカルと流麗なハーモニカはバンドの看板であることに間違いありま
せん。ふところは深い、技術は確か、おまけに顔もごつくて目立つしと
インパクト大のバンドでもあります。ベースがクリーンヘッドなブラッド
・リー・セクストンに交代しています。

1991 USA Alligator ALCD-4794
★★★

ご機嫌なR&Rフィーリングがはじけた快心の3rdアルバム
Little Charlie and The Nightcats Big Break CD \2,480tax in
バンドのもうひとつの顔、R&Rやロカビリー色の方が色濃くでた作品。
全く、これでエレキベースでなくウッドベースだと本気のロカビリー・
バンドになりそう。とはいえそこはしっかりとブルージーなナンバーも
あります。怪しげなスローテンポの中でハーモニカがまるで悪魔の囁
きを思わせる"Some Norve"などは非常にドラマチックで、チャーリー
のギターもややひっかき気味のフレージングで何かを伝えようとしてい
ます。このアルバムでのチャーリーのギターはブルース・ギタリストと
いうよりはロックン・ローラーとしての音色。恐らく確信犯でしょう。

1989 USA Alligator ALCD-4776
★★★★

西海岸の夜猫たちの快進撃はいよいよここからが本番、まさにこれが彼らの最高傑作盤
Little Charlie and The Nightcats Disturbing The Peace CD \2,480tax in
今でこそこの2ndが最高傑作であることを誰も疑わないと思いますが
リアルタイムに聴いてきたファンには、当初はその強烈な存在感を放
つ1stの影に隠れがちだったことを記憶しています。ここでのチャーリー
のストラトの味わいはまた格別、それは特にR&Rチューンで際だってお
り、これが気に入ってしまうと中毒になります。よりによってメンバー全
員がおじさん顔しているのでイメージ的に損をしていますが、ほんとに
この人たちはクールなやつらです。一曲、一曲に個性がきらめいてい
て文句無し、進行形西海岸で最高のバンドです。

1988 USA Alligator ALCD-4761
★★★★★

軽快なフットワークと流れるようなスイング感、デビュー盤にして超弩級の存在感
Little Charlie and The Nightcats All The Way Crazy CD \2,480tax in
初めてこれを聴いたときはその新鮮な響きにわくわくしてしまいました。
ブルースバンドなんですがそういった枠にとどまらずR&R調から腰を振り
たくなるようなスインギーなもの、さらにはファッツ・ドミノ調にブレイク部
分で語りが入るもの等々、全てが彼らの色に仕上がっていてその印象
は強烈でした。ヴォーカルのリック・エストリンの存在感というかとぼけ
た味がたまらなくハートを擽りました。やはり長続きするバンドというの
は初めから個性が充分に発揮されているものなのですね。今聴いても
最新作かと思っちゃいます。それくらい新鮮な音を出しています。

1987 USA Alligator ALCD-4753
★★★★

リトル・チャーリー
ウエストコースト・ブルース・シーンを代表するその筆頭格であることを自他共に誰も疑わない、最高にクールでヒップなブルースバンド。このバンドの最大の魅力は何といっても非常にユニークなヴォーカル・スタイルをしたリックエストリン(vo.hc)と、職人芸的な渋いギター・プレイが光るリトル・チャーリーのコンビネーションにあります。初期の、まさにハジケまっくたR&Rから中期〜後期にかけての円熟味を増したジャジーなサウンドまで、それぞれに味わい深い作品を連発してきました。彼ら自身の音がひとつのブランドとして通用するまでになった今、ファンとしてこの安定が将来も長く続くことを願わずに居られません。(以上は2005年某月に書きました)