パット・カー(Pat Carr)
コロラドで活躍するもろにブルージーなSSW。6才で教会のクワイアに参加、9才でピアノを学び、13才でギターにスイッチしたとのことでパットのマルチぶりは早9才の段階でスタートしていたと言えます。二作品ともオリジナル曲ばかりなのに一瞬でとけ込んでくる要素が大、基本がブルース色の濃いアルバムであることとその親しみやすさとは決して無関係ではなさそうです。目立たないところにも居る優れた才能を知る度、益々ローカルものにのめり込んでいってしまいます。

サックスとオルガンが加わりゴージャスに聞こえるも本人はいたってシンプルなまま
Pat Carr Some Kind of Blues CD-R \2,200tax in
トラックダウンの際のミックスバランスやトータルでのエンジニ
アリング技術が前作との比較でぐんとupしています。そのため
作品的な質感が言ってみれば同人誌風から独立系出版社の
単行本並にスケールアップ。もともと才能と実力共に光ってい
るシンガー&ギタリストだけにこれは嬉しい変化です。前作を
繰り返し聞くうち自分自身にも色んな部分が見えてきたのかも
知れません。ブルースマンとSSWとの境界線上にあるその微妙
さが妙味、ナチュラルにブルージーなのが強みです。

2007 USA PWCar Music
★★★★

手作りっぽさを感じる仕上がりに、逆に好感度upの要素が大
Pat Carr Put Your Self in My Place CD-R \2,200tax in
基本的にはSSW(シンガー・ソングライター)なのですがエレキ
も大好きらしく随所でクラプトンぽいフィーリングのギターが聴
けます。特に典型的なストレート・ブルース#3.Mean Streakで
は60年代のブリティッシュ・ブルース風の音作りが印象的。ここ
でのチープなファズトーン風は狙い通りの音かと思います。もろ
E.C.風の#5では心無しがヴォイシングも似ています。パットだか
らこその要素がもう少し欲しい気持ちもありますが、その辺は
#1と#7に充分現れているとも言えて、シブイ人だと感じます。

2004 USA Self Released Patrick W. Carr
★★★★


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