appleJam特選 PianoMusi'Treasures
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The Sirens Records (サイレン・レコード)
シカゴ発、ヴィンテージ・スタイルのピアノ・ブルース専門レーベル

極めて良質なシカゴのピアノ・レーベル。ヴィンテージ・スタイルのブルースが専門で、コアなピアノ・ファンは早くから絶讃してきた要注目のマニアック・レーベルです。特にハイファイ的なグレードの素晴らしさはハイエンドのオーディオ・ファンも認めるところ。レーベル名の由来はギリシャ神話に登場する海の女神、セイレーン= サイレンであるようです。そのサイレンに高品質ジャズ・ピアノの二作を残し惜しくも2009年7月に没した故アーマ・トンプソンを始め、他は全員ブリブリ元気なジェラルディン達のゴスペル路線、そしてアーイン・ヘルファーやバレルハウス・チャックのブルース路線と、以上の路線がレーベルの三本柱になっています。是非アーマに続くジャズ・ピアノ路線の大御所的後継者も見つかって欲しいところです。

サイレン・レコードの最新作、要注目ゴスペル・ピアノ&シンガーの新星シャーリー・スミス!
全編初々しくて、まさに新緑のゴスペル・ピアノって感じがナイス
Shirley Smith In Hymn I Trust CD \2,100
tax in
シカゴにて極めて良質なピアノ作品だけを自社制作しているサイレン・
レコードから、また新たにゴスペル・ピアノ&シンガーの新星シャーリー
・スミスが登場しました。当店の京都への引っ越しをプロデューサーで
オーナーでもあるSteven Dolins氏にお知らせした際に、丁度この作品
が完成目前であることを伺ってとても楽しみにしていました。幼い頃から
デトロイトの教会で存分に活躍、その後はアトランタとジャクソンビルでも
経験を積み今に至るとのこと。初々しくもある生き生きとした歌と何処か
チャーミングなピアノが特徴で、特に#7.I Know It Was Loveでのフレッ
シュな余韻と #10.We Cry Holy のほのかなスピリチュアルさが特筆!

2009 USA Sirens Records SR-5017   bb's Recommendation2009
★★★★

文句なし!appleJamが全力で大推薦する極上×極上ゴスペル作品!!
正統派ゴスペルだからこその重厚さは、あたかも大地を這う土だらけの根っこと
似ている気がします。ゴスペルはやはりトラッドが好いと思わせる純度の高い作品

Geraldine and Donald Gay Soulful Sounds CD \2,100tax in
過去、50年代サヴォイと60年代チェスにもその吹き込みを残すゴスペル
・ジャイアンツとして知られるピアノのジェラルディンとシンガーのドナルド
の二人。その二人に今回必要最小限のシンプルなリズム隊を加えて完
成したのがサイレン・レコードによるこの2007年盤。ピアノの専門レーベ
ルが手工品感覚で仕上げた逸品だけあって、ゴスペル作品としての立ち
位置から繰り広げられる#4、#7といったブルース・チューンや、ラスト#11.
の10分近い、ほぼピアノ・インストとして仕上がったドラマチックな曲にも
深い感銘を受けてしまいます。腰を据えてじっくりと聴きたい1枚です。

2007 USA Sirens Records SR-5016
★★★★


2009年7月に急逝したアーマが残した極上ジャズ・ピアノ作品(遺作)
マダム・クイーン 〜 アーマ・トンプソン
二本のテナーとスインギーなピアノが織りなす、じんわりとホット&クールなブラック・ジャズの世界

Madam Queen Earma Thompson,Ari Brown,John brumbach CD\2,100tax in
ブルージーなジャズや小粋にスイングしているコンボ・ジャズが大好きな方は決してこの
作品を見逃さないでくださいませ。アーマの前作をご購入の方には説明不要の至福感、
今回はそこにダンディなテナーが二本も加わり、フロントの三人をふんわりと包み込む柔ら
かいリズム隊も出色という、まさに最強の五重奏団です。極上のジャズ・ワールド、ブルー
ス・ワールドを堪能出来る中、特に表題曲の#2.Madam Qeen でのアーマのツボにはまる
ピアノのクォンタイズ感は必殺のタメ弾き直撃弾といえます。さらに #6.Sunny 及び#7.
Trouble in the Day Room で織りなすテナーのグルーヴ感はR&Bシーンと長屋住まいの
ジャズだからこそ生まれ得る要素。宇宙のアルゴリズムにも匹敵するパワーです。

2007 USA Sirens Records SR 5015
★★★★★

追記)アーマ・トンプソンは惜しくも2009年7月に急逝されました。上記コメントはアーマ存命中に書きました。

2009年7月に急逝したアーマが残した極上ジャズ・ピアノ作品
ジャズ・スタンダードを小粋に聴かせるドラムレス・デュオ、抜群の内容!

Earma Thompson Just in Time CD \2,100tax in
もしも貴方の身近にピアノの得意な人が居たら、頼んででも一度ホーム
コンサートを開いてみて貰っては如何でしょうか。普通の家庭の中で気
の置けない仲間達と楽しむ生のピアノほど全身がゾクゾクしてくるものは
ありません。お酒は三倍美味くなるし、普段酒を飲まない方も(私か)その
日だけは特別って気分になります。このアーマのピアノ・アルバムはまさに
そんな場に突如現れたとびっきりの名手のよう、歌心の判る極上ピアニス
トの演奏をふくらみと暖かみのある音で見事にキャッチしています。ベー
スだけを相手に奏でるスインギーで小洒落たピアノは貴方を至福の境地
へと誘います。2曲で参加しているテナーも抜群、全体の構成も完璧。

2004 USA Sirens Records SR 5008
★★★★

追記)アーマ・トンプソンは惜しくも2009年7月に急逝されました。上記コメントはアーマ存命中に書きました。

サイレンで聴く極上ブルースピアノの決定盤!
チャック近年のベスト作であるばかりか、近年のシカゴ・ブルース盤で文句無し最高峰の1枚
K.ウィルソンにW.Big Eye.スミス等々、全員が楽しみながら作った感じが勝因と思います

Barrelhouse Chuck and the All Star Blues Band Got My Eyes On You CD \2,100tax in
え、これホントにピアノの専門レーベル、サイレン・レコードの作品?と思うくらい
のっけから濃厚なブルース・ハープが迫ってきます。それもそのはず、うっかりする
と主役のチャックを食ってしまうくらいのK.ウィルソンの活躍が目立ちます。さらに
はエディ・テイラーJr.のギターもかなり強烈、その辺りのニュアンスは#5.のずしんと
したシカゴ・ブルース・チューンで如実に開花。意外な曲はいきなりのメンフィス・サ
ウンド登場の#8で、ピアノものに挟まって登場するオルガンの、何とカッコいいことか。
これではまるでMG'sですが、エディのギターも心なしここではS.クロッパーに聞こえ
ます。曲もあの「長ネギ」そのものですぞ。とにかくこのアルバムは全てが聴き所!

2006 USA Sirens Records SR-5014
★★★★★

サイレンで聴く極上ブルースピアノの決定盤!
ドライヴ感、タイム感共に絶妙で、歌も上手いという凄いピアノ弾き

Barrelhouse Chuck Prescliption for The Blues with Earwin Helfer CD \2,100
tax in
ピアノメインのものが若干苦手で、サニーランドやウィリー・メイボンでさえ二度続けては
聴けない私がSirens Records の作品は一日中でも聴けることを発見しました。作品のク
ォリティが破格に素晴らしいことに加えて、ピアノに生き物の体温を感じる録音のセンス、
この二つがその大きな要因のようです。ピアノの音がきんきんすることがなく疲れないの
です。特筆は#14.Ain't Nobody's Businessでのオルガンとピアノのデュオ、これには鳥肌
が浮きました。チャックの歌の上手さもピアノに負けていないというか、彼の歌を聴いてる
と白人とか黒人とかいう肌の色を完全に忘れます。これは絶対に強みですね。とにかく
ヴィンテージ・スタイルの珠玉のピアノ・ブルース満載です。入魂のお薦め!

2002 USA The Sirens Records SR-5004
★★★★★

サイレンで聴く極上ブルースピアノの決定盤!
デトロイトJr.の歌にも涙、パイントップの渋さにも涙と、心地よい感動の連続

8 Hands on 88 Keys Chicago Blues Paino Masters CD \2,100
tax in
Barrel House Chuck/Detroit Jr/Erwin Helfer/Pinetop Perkins
現存するブルース・ピアノの巨匠4人を一枚で楽しめる画期的な盤。
私はとくにデトロイト・ジュニアの収録が嬉しくて、かつてウルフの
"Back Door Wolf"で彼のピアノを耳にして以来の感動です。ここで
はもろにルーズベルト・サイクス調ですが、枯れた味の歌とともに弾
き語る様子には生きている歴史を見る思いがします。その意味では
ラスト、パイントップによる"How Long Blues"もずっしりとした説得力
を感じる名演、名唱でアルバムのハイライトに相応しい出来映え。寄
せ集めではなくこのアルバムのための録り下ろしなのがポイント!

2002 USA The Sirens Records SR-5003 (同レーベルの他の盤との曲目の重複はありません)
★★★★★

サイレンで聴く極上古典様式ピアノの決定盤!
名人だからこその、際立つソロ・パフォーマンスに釘付けになります
Erwin Helfer I'm Not Hungry But I Like to Eat BLUES!CD\2,100
tax in
1936年シカゴ生まれの生粋のシカゴ・ブルースマン。70年代から
Flying FishやBig Bearにアルバムを残しているのと、ビリー・ブラン
チや野毛ヨーコの作品でお馴染みの方もありそうです。もろ戦前
スタイルのブルース〜ブギウギはしかし不思議と何の抵抗感もなく
私のようなピアノに余り首を突っ込んでいないものの耳にも極上の
音として入ってきます。その素晴らしさはここで言葉で現すより実際
にお聴きになった方が早いと思うくらい完璧ですが、四曲で共演し
ているサックスのJohn Brumbach共々最高の仕事をしています。

2001 USA The Sirents Records SR-5001 (ピアノ・ソロ 10曲とサックスとのデュオ4曲)
★★★★★

サイレンで聴く極上古典様式ピアノの決定盤!
ブルース、ブギーにラグタイムにバラッドまで、噛み堪えのあるピアノタッチが出色

Erwin Helfer Trio Careless LoveCD \2,100
tax in
トリオ編成といっても冒頭のラグではベース・レス、3曲目の躍動感のある
バラッドではソロ・ピアノというようにメリハリを付けてあるのがみそ。中盤で
超有名曲のカバーが3曲連続する部分がひとつのハイライトでもあって、例え
ばモンク・チューンの#4.Blue Monkはやや緩めのテンポで歩幅をたっぷりとった
スローモーションの三段跳びを見ているかのような気分。#6.Georgiaも世俗的な
解釈と思わせておいて、その実左手が結構クラシカルなタッチになっています。
私の場合、決定打は#8.Make Me A Paller On The Floor。濃厚なブルースに
於ける力強い打鍵、その響きの小気味よさに魅了されてしまいます。

2006 USA The Sirens Records SR-5011
★★★★★

マ・レイニーとベッシー・スミスを半々にブレンドした感じのブルース・シンガー
アーウィン・ヘルファーのピアノとルーリー・ベルのギターが全面的に活躍しています

Katherine Davis and the Chicago Boogie Ensemble Rock This House Live! CD \2,100tax in
冒頭、ゴキゲンな感じのインスト・ファンキー・ジャズ・チューンにアレンジされた「Watermelon
Man」での幕開け。一見ハードバップの六重奏団と思わせておいて、何とギターはルーリー・
ベル!なのが思いっきり嬉しい要素です。ここでのルーリーは半音下げたチューニングのスト
ラトを弾いているのか、何とも頼りなげなロー・テンションの鳴りが大いなる特徴。今にもずるっ
と落ちそうな不安を誘う音が表現しにくい味わいを生んでいます。キャサリンは50年代のR&B
シンガーそのままのスタイル、ジャンプ・ブルースの手法で往時のブルースをナチュラルに表現
しています。ピアノがアーウィン・ヘルファーなのがまさにサイレン・レコードらしい人選で、#3.
のキューバンタッチのブルース等、最高に泣かせてくれます。全体がアットホームなライヴ盤。

2006 USA Sirens Records SR5013
★★★★

ブルースとゴスペルの境界線がなくなる瞬間をキャッチしています
Gospel Keyboard Trio  Heavenly Keys CD \2,100tax in
二台のピアノと一基のオルガンにドラムが加わった四重奏団で爽や
かなタッチで耳を擽りつつ、その実ディープなスピリチュアル・ミュージ
ックを聴かせてくれるキーボード・トリオの三人が主役。このうちRev.
Dwayne Masonは同じサイレン・レコードから先に単独のアルバムを
出していますので既に彼をご存じの方もあるかと存じます。リリース時
にはダウンビート誌のブルース部門で紹介されたくらいで、いわゆる
ブルース・ピアノ・ファンにも文句無しのお薦め。宗教を持たない私で
もこれを聴くと慈愛に包まれた感じの温もりに浸れるのが特徴です。

2005 USA The Sirens Records SR-5012
★★★★

一切の商業性を排した、三人の鍵盤奏者によるピュア・ゴスペル・アルバム
In The Right Hands  Chicago Gospel Keyboard Pioneers CD \2,100tax in
ピアノに焦点を当てながらも作品毎に明快なテーマがあるシカゴのサイ
レン・レコード。ゴスペルでは二作目に当たる今回もやはり純度の高い
ゴスペル作品です。一聴同じに聞こえがちなゴスペル・ピアノもこうや
って一枚で三者三様の演奏を聴き比べますとやはりそれぞれに個性が
浮き上がってきます。オルガンとピアノが絡み合う様も実に新鮮な印象を
残しますが、はっきりしたビートを伴うアレンジでオルガンで聴かせる"聖
者が街にやってくる"は典型的なアフター・ビートが心地よくさんざん聴い
たお馴染みの曲なのに妙に嬉しくなります。ピアノ曲では#9 が一仕事終
えた開放感も滲む力強さ、まるで人力ホカロンのように暖まります。

2004 USA Sirens Records SR 5010
★★★★


非常に楽しい気分になるとてもスインギーなジャズヴォーカル
趣味の良いギターといぶし銀のハモンドをバックにハッピー度MAXのジャズ・ソング
Kimberly Gourdon Organ Trio Sunday CD \2,100tax in
キンバリーのデビューアルバムはそのクセのない素直な歌い
っぷりがとても気持ち良く、ジャズヴォーカルのコアファンにも
評価が高かった一作。加えてピアノ・レーベルらしいさじ加減
も絶妙でした。今回は同じフォアマンがオルガンでバックを付
けていて、そこに同じくらい絶妙のギターが絡むのが泣ける
要素。本作を楽しむには歌に現れるちょっとした綾が判るだけ
のいわば成熟した感性を必要としますが、小粋なギターやス
インギーなオルガンも極上の世界です。当店としてはあえて
ブルースファンにもこれを是非聴いて欲しいと切望する
次第です。試聴はスキャットが抜群に楽しい#5.So Damco Samba
オルガンとギターも値千金!の#8.Dream a Little Dream of Meをどう
ぞ。私はこれをアルバム丸ごとwalkmanに入れて何処へ行くにも持ち
歩いています。進行形のジャズヴォーカルでこれだけ楽しいのは少ない。

2011 USA Sirens Records SR-5018  bb's Recommendation2012
★★★★★

Kimberly Gourdon - vocals
Chris Foreman - Hammond Organ
Andy Brown - guitar

サイレンらしい目の付け所、フレッシュかつスインギーなジャズヴォーカル
シカゴのトップ・ヴィーナスがセイレーンに化身したような一枚

Kimberly Gordon Trio Melancholy Serenade CD \2,100tax in
レーベル名のセイレーンはギリシャ神話に登場する、美声の歌う
人魚が由来で、その美声に吸い寄せられた船を次々難破させる
というちょっと怖い存在。でもこのキンバリーのアルバムを聴いて
ると、実際のところそんな恐怖を味わってもいいと思わせる吸引力
が大。コブシに変なクセがなくとても素直で爽やかなヴォイスで歌わ
れるムーディーかつスインギーな歌の数々、そこにさらにフォアマン
のピアノがほんのりとディープさを漂わせ益々海の底へと聴く者を
誘ってくれます。ドラムレス・トリオの編成が活きている演奏で、
キンバリーの体内リズムがそこに気持ちよくフィットしています。

2004 USA Seirens Records SR 5009
★★★★


ピアノとドラムのデュオによるピュア度100%のゴスペル・ワールド
Reverend Dwayne R.Mason Glory! Glory! CD \2,100tax in
ゴスペルの場合、普段はほとんど歌の伴奏に徹しているピアノを
ここでは全面的に主役に置いたのが特色。ドラムだけを相棒にピ
アノで奏でたインスト・ゴスペルの世界、コアなピアノ・ファンでない
と少々退屈かも知れませんが、反面そこがマニア心をくすぐる一枚
でもあります。もしドラムの好きなエンジニアがここに居たら少し違う
雰囲気の録音になったかも知れませんが、徹底的にピアノに焦点
を絞った作りが特徴的です。全14曲中 5曲にシカゴ・ネイティヴの
シンガーSydney Evansの歌も有ってそれが程良くアクセントになっ
ています。ゴスペルの持つ不思議なパワーに包まれる58分間。

2003 USA Sirens Records SR-5007
★★★★

切り口が如何にもサイレンらしい、ブルース・R&B・ジャズが混合したヴィンテージ・スタイルのジャズ!

ディープだけどマイルドなテナーと、リリカルでさえあるピアノの至宝の共演

Skinny Williams and Erwin Helfer St. James Infirmary CD \2,100
tax in
シカゴをメインに長らくジャズシーンで活躍してるスキニー(ts)は
スタイル的にはコールマン・ホーキンスやベン・ウェブスターの
フォーマットを好むようですが、時にジーン・アモンズのようでも
あり、プロフィールにもあるようにブルース〜ソウル・ジャズにも
どっぷり浸ってきたと思えるディープさがあります。共演のピアノ
のアーウィンが絶妙のコンビネーションを見せていて、付かず
離れずのサポートが実に見事です。これこそSJ誌のゴールド・
ディスクになって欲しいと心底願う掛け値なく素晴らしい作品。

2003 USA The Sirents Records SR-5006(全曲 二人のデュオです)
★★★★★


だからこそサイレン!という、新たな歴史を刻む重要な発掘盤!

アーウィンとスティーヴン・ドリンズの歴史でもある偉業の復刻

V.A. Primitive Piano CD \2,100
tax in
Speckled Red/Doug Suggs/James Robinson/Billie Pierce
1957年にアーウィン・ヘルファーの手によってリリースされた恐らくは10インチを
母胎にした盤の二度目の復刻。最初の復刻は1975年でそのときもドリンズが中心
になっていたようですが、今回新たにCDでの復刻はドリンズ単独の仕事。つまりこ
のアルバムがピアノを愛するものにとって如何に重要なアイテムかを物語る経緯
でもあります。もとになったのは歴史的なジャズ音源のコレクター、John Steiner
氏所蔵の57年の10インチ盤(恐らく)であったようです。Newly Discoverd Tracks
として、オリジナルの7曲に新たに8曲を足して全15曲、一曲一曲の持つ生命力
はまさにプリティヴというに相応しい純粋なパワーに溢れています。

2003 USA The Sirens Records SR-5005
★★★★★

だからこそサイレン!という、新たな歴史を刻む重要な発掘盤!

四半世紀後に甦ったヴィンテージ・シカゴブギー・ピアノの嵐!
Heavy Timbre Chicago Boogie Piano CD\2,100
tax in
Willie Mabon/Sunnyland Slim/Jimmy Walker/Blind John Davis / Earwin Helfer
まさにこんなのを待っていた!という驚喜の声が寄せられそうな一枚です。
シカゴを代表するピアノマスターによる純粋なソロパフォーマンスを1977年
当時に新録で収録し一枚のLPにまとめてリリースれた盤の復刻ですが、今
回さらにボーナストラックを5曲追加して全19曲になりました。(私は)戦前の
吹き込みしか知らなかったBlind John Davisの新しめの吹き込みというだけ
でも凄く嬉しかったですけど歌も結構パンチがあって迫力充分。鍵盤タッチ
のアクセントに結構色気が漂うサニーランドの"Canadian Walk"や馬力の
あるピアノと歌にがつんとくる Jimmy Walker等聴き所満載の一枚です。

2002 The Sirens Records SR-5002
★★★★★