スー・フォーリー(Sue Foley)
あれは何時頃のことだったか・・・カナダ在住の抜群のフィーリングをしたヤング・ブルースウーマンを、当時テキサスに店を出しばかりのクラブ、アントンズが招聘しそのまま自社レーベルでCDデビューさせると同時にお店のドル箱として雇用した時期がありました。そういった若く新しい才能に敏感なP-vineもいち早くそのヤング・ウーマンを国内盤でリリースしたのがこのスー・フォーリーでした。スーのブルース・フィーリングは実際他の女性ギタリストの追随を許さないくらい抜群のセンスとフィーリングをしていたため日本でも瞬く間に大ベストセラーになりました。その後4作目までは私も把握しているのですが何時しかその後の供給が尻切れトンボに。非常に残念と思いつつ10年は経った?かと思う今、嬉しいことにBSMFがそのスーの最新作と近作のライヴ盤を国内盤化してリリースしてくれました。全く変わっていないそのスタンスと、さらにニュアンスを増した深い味わいのギターは改めて多くのファンを驚喜させるものと感じています。 (2006年某月記)

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スワンピーなサザンロック街道一直線のヴェリー・ナイス・ペア
Sue Foley & Peter Karp Beyond the CD \2,300tax in
スーとピーターの、サザンロック的な相性の良さは
前作で既に証明済みですが、今回の仕上がりには
さらにスケールアップした印象が大。#1.We're Gonna
 Make it
はこのユニットが既に完成度MAXにある手応
えで、#3.Beyond the Crossroads は今後さらに発展
しそうな方向性を感じます。これなんかイントロ部でオ
ールマンのBrothers & Sisiters を彷彿とします。スワ
ンピーかつ軽やかでまろやかな#8.Blownin'はどちら
かというとピーター色が全開か。個人的には
#2.Analyze'n Blues でのスーが私は大好きです。

2012年輸入盤国内仕様 BSMF-2283
★★★★★

上記にupした本作の試聴音源はBSMF社提供の見本盤ディスクからSoud Itというソフトを使って
リッピングしたファイルをmp3に変換しているのですが、その際 #2.の曲に何故かファイルに
「腸内リセットCD」という名前が勝手に付いてしまうようです。メディアプレーヤーで再生すると
表示されるのですがほんとに妙な現象ですよね。

BluesWomenClub
直球のブルース・ウーマンからスワンピーなアメリカーナ・ウーマンに変身
元々フォーキーなテイストもあるスーに最適な共演者が登場しました

Sue Foley & Peter Karp He Said - She Said CD \2,500tax in
ここでスーと組んでいるピーター・カープは、BSMFの資料によれば
アラバマ出身の新進気鋭のスワンプ系SSWとのこと。出身はカナダ
でも、色濃くテキサス・スタイルをしたブルース・ギターを弾くスーとは
実際とてもナイスな組み合わせです。注目はタフなピーターのヴォー
カルで、線が細くなるのが弱点だったスーの歌唱を見事にフォロー
アップしています。#4.Rules of Engagement がその好例で、ダート
っぽいスライドとも調和が取れ洒落たサザンロック・チューンになって
いる感。アコースティック・チューンも目立つ中、#9.Scared といった
クール系のミッドナイト・チューンも好い感じです。

2010年輸入盤国内仕様 BSMF-2106
★★★★

スーの愛機、テキサス・ピンク・ペイズリーが妖しくブルースを歌い上げる時入魂の
スロー・ブルースはもとよりスパニッシュからラテンまで全てが絶品、迫真のDVD!

Sue Foley Live in Europe DVD \3,300tax in
まさに待望の!という言葉がこれほどふさわしい映像も他にないくらいの逸品。
このDVDの持つ無限の破壊力は元々のスーのファンにはもとより、この映像で
初めて彼女を知るギターファンにとっても等しくメガトン級の一撃になること間違
いなしです。特に出色は多く含まれるギター・インストでのパフォーマンス。テレ
キャスの魅力を最大限引き出したツボにはまるそのトーンも最高なら、もはや
エロティックとしか表現出来ないくらい粘りけのあるフレーズのえぐりり方が凄い。
文句無しスーは世界最高峰のテレキャス弾きであることを改めて再認識させら
れる貴重な映像。2005年のヨーロッパ・ツアーからの収録ですがボーナスでさら
に同年収録の8曲も追加収録で合計136分という超満タンのDVD、おまけ映像
の8曲も後半へ行けば行くほど妖艶度は増し、特にインスト・チューンでは震い
つきたくなるほど魅力的な演奏になります。最後までドキドキものの一作。

2006 輸入盤国内仕様BSDV-3006 (日本の機器で通常に再生出来ます)
★★★★★

三者の個性がそのまま浮き出している、多面体的ブルース・キューブって感じがグッド
Sue Foley,Deborah Coleman,Roxanne Potvin Time Bomb CD \2,500tax in
個性のはっきりした三人のブルース・ギター・ウーマンが集まって作った
これは画期的なブルース・ウーマン・ギターサミット的な作品。この三色
の絵の具の特徴は、決して混じり合って他の色に変化してしまうことは
なく、それぞれの曲で見事三層に色分けされたまま活躍しています。ど
っしりとした重量感を伴うデボラ・コールマン、際立ってフレッシュなロック
・テイストをしたロクサーヌと、大ベテランなのに今もキュートなまんまの
スー・フォーリー。ギターにも歌にもはっきりキャラクターが滲むところが
嬉しいです。ロクサーヌは今回同時に出たソロ作もヴェリー・ナイス!

2007 輸入盤国内仕様 BSMF-2039
★★★★

目立たないバンドも付いた、アコギ弾き語りによるライヴ・パフォーマンス
Sue Foley Change \2,000tax in
ライナーによればアコースティックなアルバムを実はスー
自身がいつかは出したかったのだとのこと。納得のいく音
に仕上げるのが難しくて、ようやくこの作品でそれが実現
したそうですが時に要所でリズム隊が加わることで全体の
メリハリと厚みが充分に付いています。この歌声はあたか
も60年代前半、まだフォークブルースを歌っていた頃の
ジャニス・ジョプリンを彷彿とします。遠くにピアノが絡む
曲など、録音やミキシングにもかなり工夫が窺える作品。

2006 輸入盤国内仕様 BSMF-2016
★★★★

シンガーとしてもオンリーワンの魅力を発揮する実に味わい深いギタリスト
Sue Foley New Used Car \2,500tax in
スーの、何が他の女性ギタリストと違うのかは多分そのフィーリングの
ディープさにあると感じています。ギターに比較して歌声がやや可憐な
イメージがあるせいか、うっかりすると全体の印象が軽量級に聞こえる
かも知れませんが、実はギターワークの方は相当に沢山のニュアンス
を表現しています。さらにその歌にしてもその可憐さこそが彼女の魅力
だと私は感じています。スー自身が自分の歌にチャームポイントを見い
だしているのは確実で、だからこその曲作りが随所で見受けられます。
バリバリとギターを弾くだけでなく歌と一体化したパフォーマンスこそが
聴き所といえる人。決してギター・スリンガーではない点も特色です。

2006 輸入盤国内仕様 BSMF-2015
★★★★