appleJam  トホホな店主が一息つくページ

 

2012年1月27日

   本日JSP 新装再発新譜のジェームズ・ピーターソンの荷が到着。今日はBSMF新譜のupで手がふさがってしまいましたので、こちらはまた週明けの月曜日にupしますが、内容はもうバリバリの新譜とイコールの熱血父子ブルース盤ですのでご期待下さいませ。そういえば今日up したのは熱血父娘ビル&チェイニー・シムズのブルース盤、世代を繋いで燃えることが出来る音楽としてブルースやジャズは過去も今もまさに進行形のまっただ中であることを実感します。

   もとい、2004年のジェームズ・ピーターソン盤はSACDでのリリースした。興味があって今日は新たに出た通常CD盤と両方を聞き比べてみましたが、やはり劇的に音が違うことを実感しました。SACD盤の音は眼前にステージがあって、その真下でラッキーの姿を見上げている気分です。言葉にしがたいこの圧倒的な迫力は、多くは当時それは気分だ、実際には違いはそんなにないとか言われて、その後何となく時代の徒花的なしぼみ方をしてしまいました。でも多くの人からそれは気分だ、と例え揶揄されても私はやはり音にもこだわって音楽というかオーディオを楽しむならSACDは絶対に欠かせないメディアだ(った)と今も感じています、ぐっすん。メーカーはSACDを今はどう位置づけているのでしょうね。既にほぼ絶滅種なのかなぁ。

2012年1月26日

   発売が延び延びになっていたヘリテッジ・ブルース・オーケストラのCDがようやく本日入荷。今日は中古盤の掲載に追われて終わってしまいましたので明日にはupしようと思っていますが、このグループ中々に土臭く骨太な進行形ブルースを聴かせてくれます。オーケストラを名乗りつつも僅か3人のユニットがメインのシンプルなバンドです。どうぞご期待下さいませ!

2012年1月24日

    毎朝のジョギング・コースに京都会館前もしくは裏側があって、たいていは平安神宮前の小さな公園を抜けて京都会館の裏(搬出入口)の前を走り抜けるのですが、どちらの場合でも京都会館付近の独特の景観を視野に如何にも京都だなぁと感じながら走っています。実はその京都会館が老朽化を理由に一気にフルサイズのオペラにも対応可能な十階建て相当の近代的な高層型音響ホールに改築する計画があって、それが実現するとこの付近の景観のバランスが極端に一変してしまうことから賛否両論の渦が…。例えば神宮道から鳥居を挟んで平安神宮の正門を 目にするにしても、そこだけにょきっと背が高くなった京都会館のてっぺんが視野の端っこに。慣れれば平気かも知れませんが、ランドマークの京都タワー以外高層の建物が一切ないことで有名な京都に遂に例外が生まれることに。加えて、年に一回あるかないかのフルサイズのオペラ公演に対応するためにそのような莫大な改修費と維持費を掛けて良いのかという議論と、あともっと忘れちゃいけないのは近代史にその名を残しそうな由緒ある建築物をあっさりと壊して新しくしちゃっていいものなのかという議論とが。

   今度の京都市長選はその改築に賛成派の現役市長と反対派候補(こっちの反対派候補は併せて原発も全面停止が公約ですが)の一騎打ちになりました。2月5日の投票日、勝利しているのは果たしてどっちの候補なのか。今日と同じ明日の京都が守れて同時に原発とも縁が切れるなら自分としてはほんとに嬉しい次第ですが。う〜ん。ワシって意外と保守的なのかなやっぱり(笑)。

2012年1月23日

   鳥インフルエンザの人への感染メカニズムが解明されたものの、その仕組みを発表するとバイオ・テロに悪用される心配があるとして一端この研究発表が凍結されるとのこと。確かに現状では感染後の致死率が6割にも及ぶとても危険なウィルスをテロリスト達に作られたらもはや防御対策はないに等しいのかも知れません。これだけグローバル化した世の中では最初一国一都市だけで感染爆発していただけの伝染病が数日で世界中に拡大するのは必至ですよね。増えすぎた人類はいずれ近未来にそういったウイルスで一瞬で半減、もしくは絶滅寸前までいくのかも知れません。それはまさに小松左京の「復活の日」が現実になるということですが。この何十年、ずっとワクチンなんていうものを打ったことがない身としては大抵は来るなら来やがれって感じの開き直りで生きておりますがさて。

   一方で、既に今の技術でも僅かのDNAからクローン人間が作れるらしいと聴いて、まさかこの時代にダヴィンチやアインシュタインを創り出そうとするマッド・サインティストが現れないとも限らず、それがもっと悪用されたら例えばヒットラーやスターリンのクローンが近未来に次々誕生するかも知れません。一体科学の進歩は何処までいくのでしょう! 〜〜なんて考えてたら眠れなくなっちゃうので、現実的にはもっと良い方向、いよいよiPS細胞から網膜が作れる時代が来たらしく、もし治験とかあったらリスク覚悟で対象者に選ばれたいなとか、そんな気分にもなっています。最近段々紙に書かれた字が読めなくなってきて、もっぱらモニターで読めるネットの新聞とか今こうやって打ち込んでいるパソコンで読み書きすることの方が圧倒的に多くなってきました。もとより夜間は一歩も出られなくなってきました。我慢せず身障者申請した方が利口なのか、もう少し考えたいなぁと思っています。やれやれ…。

2012年1月20日

   今日は提出用の決算書と青色申告の書類を作成後役所への送付を完了、これでやっと平成23年が無事終わった気分です。毎年これが終わらないと気分が宙ぶらりんで落ち着きません。それはさておき、今日はコダック倒産のニュースにしばし固まってしまいました。昔観た映画でスパイが撮った写真をカメラから撮りだしてシュルシュルっと感光させるシーンでフィルムの端にkodakの名前を見たときからとてもカッコ良く感じて、特に良さが判るマニアでもなかったのにコダックのフィルムは一種憧れでした。新聞(ネットの)やTVニュースでは盛んにデジタル化の遅れが致命傷という趣ですが、う〜んしかし個人的にはずっと大概のアナログ文化を愛し続けたい身としてはほんとに複雑な結果です。
 
   実を言うとずっと長年当店のお客様の中には音楽配信ビジネスのまっただ中という方が少なからずいらっしゃいまして、時に私がこういう場所でそんなの関係ねぇ、わしゃパッケージで音楽を売り続けるんだみたいなことを書いてしまうことから少々立腹された方や、あるいは無言の抗議?で去って行った方もあったりしたのですが、そこがこの商売の痛いところです。自分の本音や趣味的な指向性をはっきり書いてしまうと往々にしてそういうこともあったりします。この忙しい時代に先端のメディアに関わって飯食っている方からはアナログ指向の人間は多分超アナクロ的なんですよね、ポリポリ…。しかし自分がずっと昔から好きなものを好きといって、それで商売しているだけなので勘弁して貰えたらほんとに嬉しいなぁといつも感じています。一方で、デジタル・シーンではデジタル的なモノこだわりや使い方にこだわっている方もあって、この世界両方のシーンがずっと並行していって欲しいと願っています。特にレコード(アナログ盤)って触っているだけでも癒やしになるし、いい音で鳴らす工夫がまた深いというか、とにかくほんとにいいものですよぉぉぉ。(エコー付き)

2012年1月17日

   2010年に亡くなったラッキー・ピーターソンの父、ジェームズ・ピーターソンとラッキーの唯一の共演盤が久々に新装再発されることの連絡がJSPのジョン・ステッドマン氏からあって早速BluesClub+RBC選盤で手配させて頂きました。ファースト・プレスは2004年のSACD盤で、最大級の評価をお客様から頂戴した盤でしたがSACD盤ということもあって当時はクラブ展開していなかった盤でした。今度こそもれなくクラブ会員のお客様にお届け出来ることを大変な喜びと感じています。

    ちなみにその発注の際にステッドマン氏にタマラのことを確認したんですが、やはりタマラ・ピーターソンはラッキーの奥様でした。当店がブルースシーンの大先輩ライターのお客様から奥方タマラの初アルバムが出たと教えて頂いて以来ずっと奥方と紹介してきた数年後に、P-VineがラッキーのCDを国内盤で出すことになったときタマラはラッキーの娘さんだとP-Vineの資料に書いてあったので焦っていました。何かの機会にステッドマン氏に問い合わせようと思っていてやっと今回果たせました。ステッドマン氏によりますと最近では(この数年という響きに読めましたが)タマラはラッキーのショーに頻繁に共演しているそうです。ご夫婦で今、進行形ブルース・シーンのど真ん中を行く姿は想像するだけで華やかですよね。きっとタマラの次のアルバムもJSPから出るのだと思いますが、益々豪華な内容になりそうな期待が持てます。ほんとに楽しみですよね。

2012年1月16日
   シカゴのサイレン・レコードの新譜のうち本日はキンバリー・ゴードンをupしました。こんなに楽しいジャズ・ヴォーカルはそうはないです。クラブ歌手っぽい響きがまた堪えられない魅力で、だからこそ頑固なコアファンが喜ぶんだと思います。あなたも是非!

2012年1月13日

   政治がどんどん幼稚化していくのを何とか出来ないものかなぁ。今回の内閣改造も意味が全く判りません。単に問題の二閣僚の首をすげ替えるための動機を見透かされないために思いつきで他の人事もやったという感じしかしないですよね。何でもかんでもカッコばかりつけたがる人に実際の中身はありません。良くないよなぁ、この傾向。

2012年1月12日

   当店は普段は進行形の米ルーツ音楽の店ですが、昨年upのキャンディ・ステイトンや本日upのジョージ・ジャクソンのような発掘盤が出たときは別。ほんとに凄い!どちらもシル・ジョンソンの極上ベスト盤並のインパクトで迫りますが、こういうのはまさに死ぬまで座右に置いておきたい盤ですよね。文字通りの一生もんです。う〜ん。シ・ア・ワ・セ〜〜♪

2012年1月11日

   今は消費税を上げるときではないというと、識者の中にはすぐにではギリシャみたいになってもいいのかと返しますが、しかしギリシャは税が安くてああなったのではないですよね。ギリシャはあくまでも長年国の全土を覆い尽くしてしまった沢山の腐敗官僚たちの目に余る不正や国家の放漫経営が原因でああなったと聞きます。その意味でもここ日本でもまずやらなければいけないのは復興中の被災者やそれを応援しようとする市民を苦しめる大増税ではなく、不正の上にあぐらをかいている財務省はじめ数多の省の腐敗官僚たちの浄化作業が先のはず。

   バケツにデカイ穴が空いている状態ではどんだけ税金をくみ上げたって現実の役にはたたないですよ。その意味でも野田さんてほんとにほんとに根っからのク○大馬鹿者だ。何が大義だっていうんだろう。彼は増税するって公約して当選した訳ではなくその逆だったんですから、あの超軽薄な口、なんとかならないものか。このままではほんとに政治に何も期待出来なくなってしまいます。とにかく有権者が頑張らないと国ってちっともまともにならない訳で、どんな形ででも思っていることを市民はアッピールした方がいいんだよなぁ、うん。

2012年1月10日

  日付が遡りますが、年明けて早々にシカゴのサイレン・レコードから新譜案内が届きました。ひとつはお馴染みのキンバリー・ゴードンで今度も盟友スティーヴ・フォアマンとのトリオですが、今回フォアマンはオルガンを弾いています。もう1作はゴスペルの・エディー・ロビンソンでその充実ぶりが凄いです。もちろん直ぐに発注を完了していますのでどうぞご期待下さいませ。キンバリーのジャズ・ヴォーカルは特にハイスピードのスキャットの部分でエラ・フィッツジェラルドを彷彿としてとても楽しい瞬間、偶然似ているのかあるいは彼女のアイドルがエラなのか。エディー・ロビンソンは本格派ゴスペルなのに耳はもっとくだけた音楽を聴く耳になるのが特徴。大変親しみやすいサウンドです。アナログ盤時代からだととても歴史のあるシカゴの名門、特にピアノに関しては全米No.1の進行形ブルース・レーベルですのでほんとに楽しみなレーベルです。→ Sirens Records

2012年1月6日

   ブログやツイッターに依存して生活している人の何割かはもしかしたら、人の多くがそれを良いと言ったらそれが自分にも当てはまると思う人なのでしょうか。私にはいつもそれが謎です。食べ物屋でも、別に記事になったとかではなく、たまたま食べたいときにそこにあった店が余程違和感が無い限り入るしそれで美味かったら嬉しくなるというだけ。逆に自分の口に合わなかったとしても多分もうそこには行かないだけの話です。食に関しては自分はそんな重大な問題ではないせいもありますが。

   仮に通販で自分が何か買うにしても、ネット上の情報がまさに自分と同じフィーリングの人がツボにハマッた部分を書いているとか言った特別な場合を除いて、自分が知らない人の評価はまず気にもしたことがありません。今日はまさにそういった同じようなご意見を頂いて、結論から言うと、その方も指摘していましたけど、今回の食べログのさくら事件なんかをガミガミ言っているマスコミの方に呆れています。口コミサイトみたいなものを何処まで信用するかは早い話自分自身に責任がありますよね。

   以前、BRレコーダーを買うとき参考にした口コミ・サイトの書き込みの中に、これは絶対それを設計したメーカーの技術者自身が書いているんではないかと勝手に想像した書き込みがありました。単に良いとかいうのでなく、それ以前の機種の使いにくかった部分を改善して具体的に使い勝手と信頼性が増している点とかが簡潔に書いてあって、そのときはそれを信じて買った自分が居ましたが、仮にもし結果が良くなくても腹は立てないと思います。実際の結果はそこに書いてあった通りで大満足、これもまた壊れるまで愛用すると思います。というか私はレコーダーでは常にそのメーカーが好きなので、口コミサイトでの評判が悪くても(事実、最悪などという意見もいくつもあったのですが)きっと同じモノを買ったと思います。

  それで思いだしたこと〜〜、この商売をしていると希に、自分はかくかくこんな音楽が好きだけどそんな自分に保証付きのホームラン・アルバムがあったら買います、何か薦めて下さい〜〜といったご依頼が入ることがあるのですが、そういう場合大抵私は、きっとこの中に一曲は気に入るかも知れない曲が入っていると思えるアルバムとして数枚の候補を返信します。すると、一曲だけ良いとかはダメ、全曲保証付きで抜群なアルバムが欲しいといったメッセージを頂いたことがありました。結論から先に言って私ではお役に立てないという意味のお詫びをして完了しまたが。というのは、私自身が常にそのアルバムに一曲でも一生聴くだろうメチャ気に入った曲があれば私にはそれがまさにホームラン・アルバムなのです。というか、そもそも保証付きのお薦めって、チェーン店暮らしの時代も含めてそんな安直に提示したことは一度もないと思います。一方で、これが当店の選んだジャズ・ベスト百選!なんていう小冊子は改訂版も含めてちょくちょく作ったことがあります。100枚分のジャケ写とコメントを25頁くらいの冊子になるようコピーして手作りするんですが、当時原稿を本社に送っては、こんなに呆れる程大量にそれも何度もコピーさせられるのはアンタ以外に居ませんよー!と女子社員につっこまれていましたが。それくらいその冊子が人気があったのは、何処の誰がどういう趣旨や切り口で書いているかがはっきりしているからいっちょ読んでやろうかと思って貰えたんだと思います。実際にも売り上げにも反映していたので会社からも紙の無駄遣いといった苦情は出なかった。
 
   何にしても自分自身が判断の基準になる人がどんどん増えるよう、メディアにはあまり載らない盤で面白い作品をこれからもコツコツ扱っていきたいと思います。

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