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特にこの数年、女子力の魅力とパワーが俄然増大中!カワイイから聴くという
スタンスから、実力も迫力も男子を上回る若きブルースウーマンが続々登場!
毎日の生活に新鮮な活(カツ)を入れたい方に絶対のお薦め!です。

コースは 1枚会員2枚会員 が選べます。

7大クラブに共通のお約束のページもご一読下さいませ → 共通規約


<お申し込み方法>

「Blues Women Club会員 ○枚コース申し込み希望」 と書いてE-mailまたはFAXにてお申し込み下さいませ。

お客様の お名前・郵便番号ご住所・TEL も忘れずお書き添え下さいませ。(入会金は不要)
お申し込みが20日より以前でしたら当月から、21日より以降でしたら翌月からお届け致します。

以上の他にもご質問やご不明の点がありましたらE-mailにてお気軽にお問い合わせ下さいませ。
よろしくお願い致します。

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2012年の頒布予定タイトル一覧  (Blues Women Club は2012年で活動開始以来 6年目)

2012年 1枚コース会員様 2枚コース会員様にはこちらの作品も併せてお届けします
1月 存分にステージで発揮される滑らかなパワフル・ブルーズン・ソウル
Shaun Murphy Live at Callahan's Music Hall
ここ日本にも熱烈なコアファンが居るショーン・マーフィーの
これはまさに待望のライヴ・レコーディング。#2.Mississippi Water
で気持ちよくバンドを牽引するショーン、スタジオ録音より音が
もっと分厚い #4.Come to Mama と、序盤で充分にシアワセな展開
を見せます。バンドのシュアーさとコンビネーションの良さも特筆、
インストチューンで会場を釘付けにする#6.Amazing Grace は特
にギターが冴えまくり。09年に悶絶させられたあのジョン・ハイアット・
チューンがここでもラストに登場、やはりショーンの勝負曲だった
ことを実感。是非09年盤、10年盤と共にお楽しみ下さいませ。
2011 USA Vision Wall Records
艶やかにパワフル、清らかに妖艶、それがショーン・マーフィ!
Shaun Murphy Trouble with Lovin'
大好評だった前作09年盤の勢いそのままに、本作でもまず何より
ひたすらイノセントに黒っぽいのがショーンの特徴です。#1.Bed of
Roses
でも文字の上では濃厚に妖艶なイメージに比して彼女の歌
には純白の爽やかさが残ります。続くメンフィス風の音作り #2.
Deservin' of Loveはシャウトと同時に抑制の効いたハンドリングも
印象的。表題曲でかつ典型的なソウルバラード・チューン#4.the
Trouble with Lovin'
で見せる確実なライン取りと時折の艶やかな
表現手法こそ文句なしショーンの個性。ストレート・ブルースでは
#5.Hopeless in Love with You が断然カッコよいトラック。
2010 USA Serenity Hill
2月 俄然自身の個性と方向性を確かなものにしている感じのライヴ盤
Little Miss Higgins Live Two Night in March
08年盤で感じたサムシングがここで確かな形になった感。もしくは元々の
ありのままをこのライヴ盤が見事にキャッチしたということか。スタジオ盤で
少し感じていた時折の歌の線の細さが消えて、実にシュアーな手応えに
何だかとても嬉しくなります。#3.Velbet Barley Bed や#9.How&Why&When
の爽やかなレトロ感は、彼女が単にフォーキーなブルースを歌うだけの人で
はないことを如実に物語っています。収録のエンハンスド・トラックはmov形
式のビデオ・ファイルでメディア・プレーヤー等で再生するとき、このファイル
は場合によってはPCを破壊する恐れがあるので信頼出来るところからの
ものでない限り開かないことを薦めます〜〜みたいな警告メッセージが
出るかも知れませんがもちろん安心して再生してOKなファイルです。最近はOSやツール側の
セキュリティ・レベルが高くなっていますので、旧来型のノウハウでユーザーにコンテンツを
提供するとこういうドッキリが待っています。かく言う私も旧来型のノウハウでしか店のHPを
作れないので、なじみでないお客様はドキドキしながら見たり聴いたりしてくれているみたい
ですが、自分が80才になるまでまだあと22年営業しているとして、恐らくずっと今のまんまの
旧式なHPで営業し続けることと思います。どうぞよろしくお付き合い下されば幸いです。
btw、その収録のビデオクリップは、まるで映画のワンシーンかのように良く出来た
本格的なプロモーション映像です。
2011 輸入盤国内仕様 BSMF
趣味の良いギターといぶし銀のハモンドをバックにハッピー度MAXのジャズ・ソング
Kimberly Gourdon Organ Trio Sunday
キンバリーのデビューアルバムはそのクセのない素直な歌い
っぷりがとても気持ち良く、ジャズヴォーカルのコアファンにも
評価が高かった一作。加えてピアノ・レーベルらしいさじ加減
も絶妙でした。今回は同じフォアマンがオルガンでバックを付
けていて、そこに同じくらい絶妙のギターが絡むのが泣ける
要素。本作を楽しむには歌に現れるちょっとした綾が判るだけ
のいわば成熟した感性を必要としますが、小粋なギターやス
インギーなオルガンも極上の世界です。当店としてはあえて
ブルースファンにもこれを是非聴いて欲しいと切望する
次第です。試聴はスキャットが抜群に楽しい#5.So Damco Samba
オルガンとギターも値千金!の#8.Dream a Little Dream of Meをどう
ぞ。私はこれをアルバム丸ごとwalkmanに入れて何処へ行くにも持ち
歩いています。進行形のジャズヴォーカルでこれだけ楽しいのは少ない。
2011 USA Sirens Records SR-5018
3月 日本でもアングラシーンで今でも元気なリヴァイヴァル・サウンド、これは英国産!
Florence Joelle's Kiss of Fire
時代を超えて全ての人のツボにはまるこのレトロな感覚。ジャンゴ系の
シプシー・テイストからガレージにミュゼットと、米ルーツとパリのエスプリ
混合感がナイスです。ヴィンテージ盤復刻専門のACE系から出た久し
ぶりの進行形アーティストです。キュート&コケティッシュなフローレンス
の魅力にジワジワしびれる快演盤、#4.I'll Come Running は思わず自分
の弾き語りレパートリーにしようかと思うくらい。#9.Never Thought I'd See
the Day
は特にタランティーノの映画そのまんまのクールさで、
「キル・ビル」なんかを観た人にはまさにキラー・サウンドです。
※映画では日本の女子高生バンドっぽいガールズ・バンドが
活躍してましたけど、サーフ&ガレージ系はほんとに不滅!です。
2011 UK Zoltan Records

※BWCとBluesClubの両方に会員のお客様へは当作品の重複を避けるため
   7月のBluesClubはカスタム選盤にさせて頂きます。よろしくお願い致します。
シンプルだけどプチヘヴィ、ブルースで繋がる父娘の熱血パフォーマンス
Heritage Blues Orchestra S/T
父娘でブルースを演(や)ろうという動機の背景にはきっと娘のチェイニ
ー・シムズが、自身の幼い頃から父の熱い音楽活動に憧れてきたのだ
ろうと想像しますが、そのチェイーは詩人・作家の顔も併せ持ち、さらに
米ルーツ音楽の保護と伝承活動にも熱心な人だそう。父ビル・シムズは
過去マディW.やH.ウルフ等との共演歴を持つ大ベテラン。R&Bからジャズ
に転身、そしてブルースに回帰したという。三人が基本形のユニットとは
いえ作りは結構ゴージャスで、#4.Catfish Blues ではハーモニカとホーン
が分厚いアンサンブルを構成。ステージではきっと #6.Get Right Church
のようなシンプルだけどちょっぴりヘヴィな音を聞かせてくれる、そんな
人たちかなと感じます。
2011 輸入盤国内仕様 BSMF BSMF-2243
4月 誰もが愛するあの名曲でそっと締めくくるエリスのクリスマス・アルバム
Gypsy Elise Blue Loue CD-R
本作はクリスマスにちなんだアルバムなのですが、個性の強い人が
作るクリスマス作品はやはりひと味もふた味も違う。お馴染みの曲#5.
O' Holly Nightも妙にしんみりするアンサンブルにゴスペルの成分を
感じます。傷んだ古いレコードにも郷愁を感じる瞬間を再現したかの
ような #8.Auld Lang Syneなんか聴くとエリスにはピアノが一台あれば
あとは何も要らないことを感じます。中盤から被るサックスもとてもナイ
スで、これ1曲6分54秒で一気にシアワセな気持ちになれるのが凄い
です。ちなみに「オールド・ラング・サイン」と呼ばれるこの曲は明治
14年に尋常小学校の教科書にも採用されたお馴染みの曲
「蛍の光」で、原曲はスコットランドの民謡でありながら、また
同時にれっきとした日本の唱歌でもあるのダ。自分的には
「アメイジング・グレイス」と双璧を成す名曲中の名曲と感じて
います。ここで#8.の冒頭に流れるニューオリンズ・トランペッ
トで聴くバージョンもおつな味わいですよね。
2011 USA Independent  
※ご加入中の他の7大クラブと本作の選盤が重複するお客様へは当月のみ
    カスタム選盤にさせて頂きますのでよろしくお願い致します。
過去を通じてこれがモニカの最高傑作盤!円熟の中にも蘇るMAXヴォルテージも有り
Sista Monica Parker Living in the Danger Zone
モニカを追って本作で早10年超、いつしか不動の存在感を私達に植え付けて
くれました。モニカの歌のない生活なんてあり得ないというくらい私も普段から
よく聴きますが、本作は近年の他のブルース作品を含めても抜きんでて素晴
らしい大充実作です。導入時にはよくシュミキア・コープランドと比較されました
けど実華(じつはな)共にモニカの方が圧倒していることは周知の事実。#5.Fierce
Force of Nature
 が放つ抜群のオーラや表題曲#2.Living in the Danger Zone
のセクシーさはかつてのデニス・ラサールを思い出します。#12.Once Lovved
Twice Bitten
は復帰後路線の中でも一際輝きます。 ピアノと歌にゲストの
Kelley Hunt加わるロッキン・ゴスペル調アレンジの#14.Gloy Hallelujah
そのケリーのピアノソロと歌も共に値千金!です。ケリーのピアノ、ホレス・シルヴァー
並にファンキーでもう最高!お馴染みの曲にまた新しい顔が登場しました。

2011 USA Mo Music Records MMRE-9663
5月 大地にそそぐ太陽とそよ風に捧げている感じのこれはまさに天然の人間ソング
Gina Forsyth Promised Land
約束の地(Promised Land)って、その人がもしユダヤ人だったら
迷わずそれはイスラエルのことを意味しているのかと思いますが、
ジーナのようにルイジアナのVatican Vaptisit Churchの看板の前
で「ここよ!」という感じで両手を大きく挙げている人の場合は一体
何を意味しているのでしょうか。人生に迷ったらここに来なさいとい
う感じで自分の一番好きな教会を指しているのでしょうか。う〜ん、
もしどなたかチャンスがあったらジーナに聞いてみて欲しいです。
btw、その#1.Promised Land を始め、前作同様特に地域性を感じ
させない独自の世界観を構築。とはいえバックでそっと鳴る
ケイジャン・アコーディオンが絶妙。タイトルがもろ南部している
#5.Sweet and Sunny Southでさえもアーバンなフォーク・テイスト。
フィドルに持ち替えた#7.Sparrowで初めて従来のケイジャン色に
染まったサウンドに。フィドルの弾き語りも実に絵になってます。
個人的なお気に入りは#4.Christmas in Chinaでこの軽やかさが
何とも言えない魅力です。
2012 USA Waterbug
※横断配布する他のクラブと選盤が重複するお客様の場合は当月はカスタム選盤になります。
全編にわたり濃厚なハイスピリチュアル・テイスト、ピリ辛ゴスペル・スパイス感が絶妙です
Ruthie Foster Let it Burn

思えば10年前に初めてルーシーのCDを日本に導入したのは当店だった
んだと懐かしくなりました。その数年後に懇意にしていたブルーコーンの
方が不意に居なくなって以降は直接の取引が途絶してしまい、その方が
参加していた同じブルーコーンのバンドも気に入っていたのでそれきり連
絡がとれなくなったのは本当に残念です。そのことはともかく、こうやって
自力で並行輸入してでもルーシーを取り扱いたい気持ちがなくならないの
はやはり彼女の歌がもつ比類のない魅力が最大の動機。10年前に当時
出た02年盤とあと99年盤の2枚から受けた大きな感銘は今もずっと不滅
で、本作は久しぶりにその当時の感動が蘇る素晴らしい仕上がりに
なっています。ゲストのブラインドボーイズ・オブ・アラバマとの相性も
抜群、#6.Loard Remenber Me は今回の共演のためにルーシーが書き
下ろしたと思われるオリジナルで、黒人霊歌だけが持つ一種根源的な
精神性を内包した佳曲です。ピート・シーガー作の#12.If I Had a Hammer
では Work Song の有名なフレーズをサックスがオブリで被せるのも
ユニーク。濃厚なピリ辛感が全編を包むナイスなブラック・ミュージック
で、ラストは小気味よいストレートなゴスペルチューン #13.the Titanic
2011 USA Blue Corn Music
6月 ルイジアナ・ルーツのちょっぴりスワンピーなソフトロックぶりがソーナイス
Beth McKee Next to Nowhere
ここへきて一気に完成度100%を感じさせる仕上がり。
秀逸な自作曲と卓越した歌唱力とが相まっていよいよ
本格派のアーティストとしての存在感がいや増した作。
デビュー作?と思われる作品からずっと同じBWCで追い
かけてきたので当時からのお客様は今の私の新鮮な
驚きと喜びを実感して頂けるものと思います。#7.Tug of
 War
でのパンチ力と #9.Sam Dog's Tail の緩くレイドバ
ックしたほのぼの感、そして#6.River Rushでのキュ−ト
なヴォイスと、そこはかとなくスワンピー&ナチュラル。
この人はきっといつかグラミー賞もGet しそうです。
2011 USA Solo 2 Productions
ファンキー&ソウルフル・テイストに加えて軽快なR&R調でも抜群にチャーミング
Dani Wilde Juice Me Ups
当店的に、ジョアン・ショウ・テイラーと並んで最もお気に入りの
ブルース・ウーマン・ギタリスト&シンガーがこのダニー・ワイルド。
ブルースに対して真摯なギターは言うに及ばずそのパンチ力満点
のヴォーカルがこれまた値千金です。彼女が他の類型女性アーテ
ィストとはっきりと異なっている点は歌に抜群の個性が滲んでいる
こと。軽快なR&Rチューン#3.Let Me Show You ひとつとってもちょ
っぴりリトル・リチャードっぽいコブシに彼女らしさが充満。スモーキ
ー・ロビンソン・チューンの#5.Who's Loving Youでもそこはかとなく
ソウルフルです。個人的なお気に入り曲は弟フィルのハーモニカ
もファンキーな#6.Mississippi Kisses や #11.Juice Me Upで、
ギターが音色的も魅力全開です。歌とギター共に文句なしの
実力派であることを遺憾なく証明したアルバム。まだまだ伸びそう!
2012 輸入盤国内仕様 BSMF BSMF-2277
7月 フィンランドのブルース女子、着実に世界を席捲中90分収録のDVDが濃くて凄い
Erja Lyytinen Songs from the Road CD+DVD(2枚組)
エリヤの映像は過去2006年のブルース・キャラヴァンDVDでも堪能する
ことが出来ましたけど、さすが丸々自身のリーダー作としてのDVDだけ
あってこれは隅々まで入魂の一作。次々持ち替えるテレキャスの色とり
どりなカラフルさと相まってエリヤの姿がブルースギターの妖精に見えた
らもう彼女のペース。エリヤの歌声にはスイーツ系のまろやかさがあって、
そこにかぶさるエッジのはっきりしたスライド・ギターがまた絶妙のコント
ラスト〜という形容は06年盤に書いたコメントですがこのDVDでもそれは
見事に当てはまります。本作はDVD全15曲90分と、そこから2曲削った
13曲入りの同内容のCDとのセットという豪華盤。昨今の女子力全開の
小気味よさは世界のブルースシーンでも同様だと感じる会心の一作!
試聴はCDの曲順で#7.Not a Good Girl をどうぞ。
2012 輸入盤国内仕様 BSMF BSMF-2276
※横断配布する他のクラブと選盤が重複するお客様の場合は当月はカスタム選盤になります。
カントリーがやっぱり好きになる、土臭いことのカッコよさに溢れた歌で一杯
Truckstop Honeymoon Steamboat in a Cornfield
当店的にはもうすっかりお馴染みの、ケイティとマイクのコンビを
フィーチャーしたサザン・ルーツのほのぼのユニット。今回も微動
だにしない路線で、しかし両者とも担当楽器が増えてさらにマルチ
なパフォーマンスが光ります。吹き込みはカンザスながら全体がと
てもニューオリンズ・テイストに包まれているのが彼らの特徴。個人的
には#4.Goin' Back to Louisianaなんかが最もフィットする音で、バン
ジョーやマンドリンに加えて力強いスーザフォンとの合奏になって
いく流れがたまりません。#7.Cowtown Blues の牧歌的な響きは
現代音楽的な交響詩にも聞こえて歌の部分をホルンやバスクラ
リネットで吹いたオーケストラ・バージョンを無性に聴いてみたくなりました。
2011 USA Independent
※横断配布する他のクラブと選盤が重複するお客様の場合は当月はカスタム選盤になります。
8月 全編を包むディープなブルース、じわっと釘付けになる魅了で一杯です
Gypsy Elise Bluer than the Blues CD-R
エリスの2011年盤にも書いたコメント〜〜他に類を見ない独特の個性、
大抵は誰かに似た部分があるのに彼女の場合は彼女だけの個性で
完成している。加えてバンドにJohn Lisi を起用したのも妖しいうねりが
そこに発生してマッチングも最高〜〜というのが本作にもそのまま当て
はまります。それに加えて今回は#3.Chairman of the Blues のビッグバ
ンド風のコンボサウンドや#6.Bucket O' Blues でのミッドナイト・テイスト
にも注目。特に#6.でのジャジーなギターソロはジョンリシの新しい顔を
見る気分です。毎回ほぼ全曲がエリスのオリジナルなのも凄いです。
いずれ出るに違いないライヴ盤にも期待大。個人的には#8.Cry for the 
est of Your Life
にちょっぴりシスタ・モニカを感じて妙に嬉しくなります。
2011年盤の「Funky Tribe」でもやってたのと同じ、本作では#5.Dead Man's Bone
で聴けるこの呪文みたいなフレーズは何て歌っているのでしょうね。謎です。
2012 USA Independent
スワンピーなサザンロック街道一直線のヴェリー・ナイス・ペア
Sue Foley & Peter Karp Beyond the
スーとピーターの、サザンロック的な相性の良さは
前作で既に証明済みですが、今回の仕上がりには
さらにスケールアップした印象が大。#1.We're Gonna
 Make it
はこのユニットが既に完成度MAXにある手応
えで、#3.Beyond the Crossroads は今後さらに発展
しそうな方向性を感じます。これなんかイントロ部でオ
ールマンのBrothers & Sisiters を彷彿とします。スワ
ンピーかつ軽やかでまろやかな#8.Blownin'はどちら
かというとピーター色が全開か。個人的には
#2.Analyze'n Blues でのスーが私は大好きです。
2012年輸入盤国内仕様 BSMF-2283
※横断配布する他のクラブと選盤が重複するお客様の場合は当月はカスタム選盤になります。
9月 例えばアリソン・クラウスがブルースを歌ったらきっとこうなるという雰囲気、
ビリー・ホリディの愛唱曲をドブロで可憐に歌う姿にぞっこん惚れました

Abbie Gardner Hope
主たる活動地はNYとボストンでソロ・アルバムとしてはこれが5年ぶり
三作目になるとのこと。ドブロがもの凄く似合う人で、それでいて全体
がほんわかしているのが大きな特徴。歌の雰囲気はAlison Krauss で、
サウンド的にはRob Ickes を思わせるブルーグラス・ルーツのジャジー・
サウンドです。実力も半端ではなく、こと米ルーツ音楽好きならど真ん中
ストライクだと感じます。アビー自身もビリー・ホリディが大好きとのこと、
#3.Comes Love(ビリーの愛唱歌) はビリーが私もこのアレンジで歌わ
せて♪と一時的に現世に飛び出してきそうな素晴らしい出来映え。
続く#4.I Can't Good for You も個人的なベストトラック。#8.Do It
ジャズマンだった父親の影響もあるのかひねりの効いた小粋なインスト・チューン。
2012 輸入盤国内仕様 BSMF BSMF-2286
お楽しみ♪
10月
11月
12月
特典
年間通期2枚会員様に
ボーナスポイント

3,000ポイントを進呈


appleJam レ7クラブ+1
さらにご加入のコース合計枚数が3枚の会員様は5,000ポイント
4枚の会員様には7,000ポイント
というようにご加入のコース総枚数に応じて
累進加算でポイントは増量されます。
詳しくは 7大クラブ共通規約 のページをご参照下さいませ。
2枚コース会員様は
さらにお楽しみ♪






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過去
2011年の頒布タイトル一覧

2011年 1枚コース会員様 2枚コース会員様にはこちらの作品も併せてお届けします
1月 ぐっと渋くオトナ・テイストになったララの、実に明快なる変貌を遂げた意欲作!
Lara Price Everything
前作まであったはっきりとしたブルース・ロック路線がやや遠のいて、今回は
シンガーとしての成熟度をぐっとレベルアップした感じが特徴です。そのスケー
ル感は早くも冒頭 "Everything"で存分に発揮、低重心のグルーヴ感が明快
に以前とは何かが違っていることを物語っています。続く"One More Day のソ
ウルフィーリングも特筆、ヴォイス・コントロールもより繊細に。加えてレノン=マ
ッカートニー・チューン"Yesterday"を小気味よいテンポに乗せて歌う姿は完璧
にソロ・シンガーのそれ。二枚看板だったチャベスのギターとはもう共演はない
のか、ともかくララが目指すこの飛躍が新たな個性になった感は大きいです。
2010 USA Independent
ロードアイランドから登場、ハジケまくりの超美形クール・ブルース・キャット
Lois Greco Takin' Hold of Your Heart
文句なしのパンチ力満点!ハード系ロッキン・ブルース。しかもこの
クールキャットっぽいルックスがまた最高、ステージで見たらきっと
魂を抜かれそうです。クレジットを見るとロイス以外に3人のギタリスト
が何曲かずつ分かれて参加していて、ソロはゲスト達によるものかも
知れませんが、しかし総合的な仕上がりがとにかくOK牧場です。#4.
Takin' Hold of Your Heart での切れ味、#9.Damn Your Eyes のソウ
ルフル・テイスト、さらに#10.Let Me Love Youでの腰の入った軽快
さ等、バラードも含めて全体に隙のない構成も印象的。大変な秀作!
2010 USA Pantha Gorl Records
2月 前作を凌ぐフレッシュな魅力、これがダニーの代表作になりそうなそんな予感
Dani Wild Shine
良く出来たアルバムは一曲目で確実に聴く者のハートを射貫くもの。
本作もまたダニーには意外なアコースティックなサウンドでの幕開け
にも関わらず冒頭でその魅力はMAX状態。以降いつものエレキ・サウ
ンドにおいてもよりシンガー度を増した作りが印象的です。ストーンズの
カバー#3.Miss Youでは弟ウィルのハーモニカが真っ正面からオリジナ
ルのシュガー・ブルーに挑戦、う〜ん若いっていいなぁ、と感じる瞬間。
全曲が濃密にグリーンフルな香り、いわば新緑の「気」に満ちたブル
ース・アルバム。耳も心も一気に少年時代の感覚に戻る感じが凄い。
#8.Abandoned Childのイントロや中間部のソロにギタリスト・ダニーの
素顔を見る思い。スロー・ブルースのこのナチュラル・テイストが絶品!
2010 輸入盤国内仕様 BSMF BSMF-2191
いつものエタに加えてエレキとバンジョーもミックスという魅所満載作品
Etta Baker with Taj Mahal
新譜ではないのですが、こんな凄い盤が出ていたの!という新鮮な
驚きと共に遅ればせながらの導入です。全曲音を載せたいくらい半端
ではない魅力を発散するこのアルバムは、1980年代〜90年代にかけ
て録音された楽曲で構成されています。まずはいつものエタがここに
居るという#2.Crow Janeとエレキを弾いている!#4.Madison Street Blues
エレキでもお得意のトゥー・フィンガー弾きに聞こえますが実際はどうなん
でしょうね。さらにコロコロしたバンジョーの可愛い音が心を擽る#6.Cripple 
Creek
と、必殺の木訥スライドが光る#18.John Henryと、作品構成自体も
秀逸。これは文句なしブルースファンのみならず趣味の良い音楽ファン
すべてにとっての必聴盤だと言える作品。生涯の宝ものになり得ます。
USA Music Maker 
3月 黒人ではケイティ、白人ではマーシャ、そんな彼女達に続く人が目立っていない
ピアノ・ブルース・ウーマンの世界に有望なベテラン新人が登場しました

Eden Brent Ain't Got No Trouble
今世紀に入って最も人口が増加した「女子シーン」にはギター女子と
カメラ女子があると誰かが言ったとか言わないとか。一方で一向に増え
ていない気がするのがマーシャやケイティ以降の世代のピアノ・ブルース・
ウーマン。そんな中このイーデンは地元ミシシッピのみならず、ここ日本
でもネットの辺境でショップを展開しているオヤジを熱くさせています(笑)。
84年からクラブギグを開始、アルバムも自主制作を含めて過去に2作品
あるとのこと。#1.Someone to Love でのマーシャっぽい路線が印象的
な中、#4.Later than You think のレトロっぽさも個性に感じます。加えて
バラードもブギーもOKと、さすがロードで鍛えた人らしい展開です。
2010 輸入盤国内仕様 BSMF BSMF-2192
メロウ+ファンキー、ロックの肩越しにファンクが見える感が特徴です
Mia Borders Magnolia Blue
バズ・バンドとしても評価の高い、今注目のニューオリンズ新鋭
SSWです。一時期シーンを席巻したオルタナ・カントリーという
言葉を思い出すタイプの曲 #3.These Roads や#10.13Minutes
と、そんなロックぽいテイストの肩越しにファンク・スピリットもちら
ほらする#7.Try Me On や#12.U I Adore といった曲とが半々の
割合。地元NOでは最もホットなバズ・バンドとしてファンクを基調
に既にライヴシーンで橋頭堡を築いた、まさにそんな瞬間だと思
います。私は#3.が最も彼女らしい気がしますがご本人は如何に。
2010 USA Blaxican Records
4月 ギターに加えてバレルハウスっぽいピアノも抜群の、プチ・レトロなライヴ盤
Candye Kane Burlesque Swing
2000年盤と03年盤の連続大ブレイクが今も記憶に鮮やか
なキャンディの、今回はゲスト無し、自身のバンドとだけで
作ったプチ・レトロ・テイストをしたライヴ盤。2000年盤の頃
の彼女に戻った感もある作りで、本質的にはシンガーとして
のキャンディの魅力だけで充分にホットかつハッピーなアル
バムになることを改めて証明しています。ブルーベリー・ヒル
っぽいリフがチャーミングな#7.Press My Buttons や ブギ
ーが天然で似合う#12.Boogie Woogie Country Girl等、
小さなハコで収録したらしい高密度感と併せてSo Nice!
2010 USA Independent
一番若いサマンサ・フィッシュ21才、タメとツッコミがオッサン臭くて泣けます
Girls with Guitars  Dani Wile,Casie Taylor Samantha Fish
キャシー・テイラーのみベースギター・ウーマンですが、この三人が実は2011年度の
ドイツRUFレコード主催ブルース・キャラバンに選出されたという組み合わせ。本作は
そのツアーに合わせて登場した鳴り物入りの企画盤。全欧を弾き倒しながらこのCD
も売りまくるという、まさにブルース・ギター女子の大旋風がヨーロッパ大陸を吹き抜
けるという次第。う〜ん、あっちと日本が地続きだったら何日かけてでも大陸横断鉄道
に乗って観に行くところです。btw、walkmanにダニーを入れてある身としは完璧に
耳馴染んだ声と初めて聞く声がぽんぽん飛び出す感じがなんともフレッシュ。マイ
ク・ジト制作故にジト大好きな私としては二重に馴染んだ感覚が音作りの背景に
あって、これは何とも凄く身近に感じるアルバムとなりました。きっと皆様も
同感ではないでしょうか。ダニーの#3.Mr.Loving Man とサマンサの
#10.Move Onと、ベースのキャシーは#6.Get Back。ちなみにダニ
ーが大好きな私は#11.Are You Ready が最もお気に入りに。
2011 輸入盤国内仕様 BSMF BSMF-2209
5月 レーベルは違うけどNoCoverのマイク・ボウラン氏も関わった、ファン注目作
Sweet Claudette That Man's Got to Go Live in the Studio
こちらはブルースカンクというレーベルから出た作品ながらも録音は
全曲NoCoverのボウラン氏が地元ミシガンのスタジオで行ったもの。
路線的にも同じサウンド指向で、プチファンキーな中にちょっぴりのス
イング感を伴う歌いっぷり。#3.That Man's Got to Goと#9.Ain't Nobady's
Bizness
のそれぞれでソロを取るtpとsaxにかなりシビレますが、正攻法
でブルースに正面アプローチするところ、ボウラン氏がスイートC.を秘蔵
っ子とする由かと感じます。ラスト#10.Meet Meはその場末ブルース
バー感覚が如何にも、それこそが彼女の個性と思える瞬間です。
2011 USA Independent
シンガーとしてアクターとして東部注目のブルース・ロッカー、パンチ力は満点!
Dana Fuchs Love to Beg
活動地はニューヨークなのに耳に届くそのサウンドは
紛れもない南部の荒くれロッキン・ブルース。実際#2
Nothing What I Cry For は天然物のサザンロックその
まんま、続く#3.Golden Eyesも然りでオースチンの街外
れをフォードのピックアップ・トラックで疾走する感じ。そん
な埃っぽさも含めてこれはその美形に似合わないワイル
ドさにシビレます。オフブロードウェイのミュージカルでジャ
ニス役で活躍したとのこと、道理で時々J.ジョップリン
そっくのヴォイスになる由。そのジャニスのカバーソング
がない点に逆にダナの骨っぽさを感じます。
2011 輸入盤国内仕様 BSMF BSMF2215
6月 華も実もパワーもある、剣をギターに替えたロッキン・ブルース女子戦士の風情
Ana Popovic Band An Evening at Trasimeno Lake DVD
カッチリとまとまった剛質のブルースロック・サウンドと、見事に隙もムダも
無いバックバンドとのコンビネーション。これは文句なし一線級のギターブ
ルース・エンターテインメント!です。フィーリング抜群のバッキング・ヴォー
カルとヴィヴィッドなホーン隊が後ろに居るだけで耳にも目にもとってもゴー
ジャス。アナはギターだけでなく歌も上手いのでショーアップされた映像で見
るその説得力は二乗倍の効果有り。シーンに居並ぶ沢山のブルース女子
の中でも群を抜いた実力と存在感を放っていること実感します。唯一、スロ
ーブルースだけは苦手かもって弾き方を時々しますけど、誰にでもひとつく
らい弱点はありますよね。当店的にはジョアン・ショウ・テイラーとダニー・ワ
イルドとこのアナ・ポポヴィッチの三人が近未来のブルース女子シーンの
クイーンになっている予感がしてほんとに楽しみな人。
2011 輸入盤国内仕様(Ana Popovic Music) BSMF BSDV-3015
アンニュイな歌と切れの良いブレード系ギターのコントラストが妙味
Samantha Fish
Runaway
サマンサの個性的な部分のひとつはまず各曲でのアレンジがとても非凡
という点。これは制作に当たったマイク・ジトのキャラクターなのか、それと
も元々のサマンサの持ち味なのか前作に当たる合作集"Girls with Guitar"
の制作もマイク・ジトだった故にまだその辺りをフィルターで漉す作業は出来
ないでいますが、それはおいてもやはりこの非凡さは強みです。#4.Money
to Burn
は特徴的なベースラインに加えて中盤からの盛り上がりがメイクド
ラマで印象深い。#6.Otherside of the Bootle ではチャーミングなイントロ
がそのままリフとして曲を牽引、これにジトの歌を乗せるとそのままジトの
曲になる気もしたりする一方、中間部のギターソロのあとに出る後半の
ヴォーカルにはサマンサの秘めたる歌の上手さも感じて嬉しい瞬間。
グリーンなアンニュイさ漂う#10.Feelin' Alright も見逃せない一曲。
2011 輸入盤国内仕様 BSMF BSMF-2223
7月 アリゲーター移籍後早くも10周年、ラウンダー時代も含めてスタンスが変わらないことの凄さ
Marcia Ball Roadside Attractions
マーシャのこの作品を聴く直前、トレイシー・ネルソンの最新作にゲスト
参加しているマーシャを聴いて、ジミー・リード・チューンのカバーでも独特
のうねりを醸し出しているのに改めてぞっこん。譜面には決して書き表す
ことの出来ないクォンタイズ感とドライヴ感においてマーシャは天下一品
のノリ。80年代には毎年当たり前のようにNHK-BSがここ日本でも連日
特番放映していた頃のニューオリンズ・ジャズ&ヘリテッジ・フェス映像で
観たマーシャのゴキゲンなステージは今もしっかりと脳裏に焼き付いてい
ます。#4.We Feel Hard や#12.the Party's Still Going Onはまさに看板
演奏。一方ストレートなスロー・ブルース#11.Mule Headed Man では
年輪を経たスモークド・ヴォイスがより真価を発揮している感じがします。
2011 USA Alligator ALCD-4942
何時か作りたかったというブルース、R&B、ゴスペルだらけの黒人音楽アルバム
Tracy Nelson Victim of the Blues
本作のこのコメントを書く今この瞬間まで、彼女がボビー・チャールズと
別れていたことを知りませんでした。とはいえ昨年のボビーの他界が何
らかの作用を彼女にもたらしたであろうことはつい想像してしまいます。
時は1960年代、まさにブルームフィールド達がフィルモア・ウェストでぶい
ぶい言わしてた頃から彼女もまた何時かは純黒人音楽のアルバムを出し
たかったそう。そこから半世紀を経て今それが実現したのも、きっと人間
生きているうちにやりたいことはやっておかないと、と思ったのかも知れま
せん。その反面、決して古典に執着はせず#2.Load a Hot といった最近の
ブルース作品もカバーする辺りやはり彼女は今も進行形のブルース娘
であることを実感。盟友とも言えるマーシャ・ボール参加の#3.Shoot
My Baby
は個人的に本作で最もお気に入りになったジミー・リード・
チューン。かつてマーカス・ミラーやD.サンボーン達と共演したTV番組
で抜群のゴスペル・フィーリングを全開していたトレイシーがここに居る
と感じたのがラスト、ジョン・コーワンとのデュエットで歌う#11.Without
Love
。このヘヴィさは格別、如何にものしめくくりにふさわしい曲です。
2011 輸入盤国内仕様 BSMF BSMF-2222
8月 サザンソウル・ファン永遠のお宝、初出12曲を含む珠玉のフェーム録音全48曲のもの凄盤
Candi Staton Evidence the Complete Fame Recoreds Masters 2CD
超シビれる極上ヴィンテージ・ソウル・クイーン、キャンディ・ステイトンのこれは
歴史に残る大発掘的 もの凄盤! 個人的には特にDisc2の#14.Something's
Burning
から#16.Love Chain のエリアがこの盤でのホットスポットになりました。
歌ものを聴くときって、私の場合はもし自分がバンド or カラオケで歌うならどの
曲にするかななんていう視点でお気に入りが決まることもあるのですが、本作
ではまさにその2曲。片手タンバリンで汗だくになって歌うとき、きっと至福の境
地に居る感じ。btw、カントリーの大ヒット曲 Stand by Your Man(Disc1.#14)
のカバーが同曲での最高のお気に入りになったのも特筆、迷わず愛用のウォ
ークマンに放りこみました。とにかくこれはもってなあかん凄い盤!
2011 UK ACE CDKEN2 353
カレッジ系のサウンドがアングラっぽくてチャーミング
ちょっぴりのブラジリアン・テイストも有りが印象的です

Lake Street Dive S/T
そのまんまでカレッジ・チャートNo.1に輝きそうな音で一杯の作。
ボストンの音楽院で出会った若者4人で構成、ポップジャズとアン
グラ・カルチャーのブレンド具合が何より最高のグループですが、
ヴォーカルのレイチェルは17歳の時にジャズ・シンガーとしてデビ
ュー、ウッドベースのブリジットと共にもっか美女ジャズ・シーン
注目のアーティストです。#5.I Don't Really SeeYou Anymore
といった東海岸っぽさと#9.Neighbor Song のような南米っぽさが
同居する中、#1.Hello? Goodbye が彼らのアイコン的トラックに
なっている感も。今後の方向性が無限大にある感触です。
2011 輸入盤国内仕様 BSMF-6004
9月 祝♪ 2011年8月に国内盤仕様にてリリースが決定
Laurie Morvan Band Breathe Deep
本作は当店が仕入れたあとにBSMFが国内盤仕様で出すことになったこと
を知りました。コストをかけて少量の輸入盤を入れたあとにそれより価格の
安い国内盤が出るのは当店的には苦しくなるのですが、そういうこと以上
に初めて当店が国内に導入したアーティストがもっと規模の大きい市場に
出ることは間違いなく本人にも沢山の音楽ファンにも好いことです。何より
当店のやっていることが間違っていないことの証明です(笑)。それはとも
かく#3.Mojo Mama や #6.I've Had Enough #11.Long Time 'til I'm Gone
食いつきの良いイントロが印象に残る人、ステージで観ればもっと迫力が
あるのだと思います。ブルースギターの女子会、レーベルを超えて
あるといいのいなぁ。ライヴ映像で観てみたい人が一杯居ます。
2011 USA Screaming Lizard
少し硬質なタッチに変化したのと今再びのプチ・ビリー・テイストも有り
Linnzi Zaorski Naughty Sweetie
07年盤でも感じたビリー・ホリディっぽさが再びちょっぴり
戻ってきた感 #10.Lover Come Back To Me と、それをレト
ロサウンドに乗っけるリンジーのキュートなセンスが光ります。
従来路線では#2.Blue Skiesのアンサンブルに今までに無い
ビジーさを感じて新鮮。#7.Better Off Dead や #9.Wrap Your
Troubles In Dreams
辺りが恐らく今最もリンジー自身が好んで
いる自分かと思いつつ、ヴァイオリンとギターのダブルMattの
活躍がいつもながら本作でも素晴らしいと感じます。
2011 USA Independent
10月 未完ながら発展中の一コマとして愛情を持って受け止めたい1枚
Vivian Vance Kelly Rock My Soul
5年ぶりに聴くヴィヴィアンの歌。時々音程があやしくなる
姿がそのままなのでこれは聴く人を選んでしまうかも知れ
ませんが、ヴィヴィアンはこのまんまで好いという方もある
のが強い。#2.Love Of Mineは私は菊田俊介with J.W.のが
いつもベストチューンですが、こちらはB級丸出しパフォーマ
ンスが逆に新鮮でチャームポイントに。続く#3.Love & Happiness
も自分のテイストにして歌っていてかなりゴ・キ・ゲ・ン。でも
#4.Don't Hurt No Moreになると歌唱力不足が…、もうちょ
っとあんじょうなってから来なはれという声も出そう。
#6.Clean Up Womanと比べると歌い込みの差が歴然。
もうあと一歩だ、頑張れヴィヴィアン。
2011 USA Feeling Good Records
ブルースギターの女戦士、遂に鎧を脱ぎ去り裸身で勝負!の構図か
Ana Popovic Band Unconditional
#5.Slideshowdedeは一瞬モーターシティ・ジョッシュを想い出すくらい
抜群にエネルギッシュなサザン系スライド・ブルースで、これはゲスト
のサニーランドレスか? 解説付きの本盤は開封せず、盤だけのテス
ト盤を聴いて耳で判断していますので断言はしませんが。次にさらに
驚きは#8.Work Song でのアーバンなファンキーさ。今回ジョン・ポータ
ーのプロデュースによるニューオリンズ録音ということで、そのポーター
と一緒に仕事をしたことのあるジョン・クレアリー他もゲスト陣に名を
連ねアナ自身相当気合いが入ったに違いありません。#10.VooDoo
Woman
が本アルバムでのアナの勝負チューンかと思う一方、
個人的には#12.Soulful Dressにぞっこん。この#12.は今世紀
の進行形ブルース最大の名演名唱といっても過言ではない。
2011 輸入盤国内仕様 BSMF-2236
11月 若い人の成長はほんとに早い、僅か1年で見せる格段のスケールアップ
Mia Borders Southern Fried Soul
前作"Magnolia Blue"でニューオリンズ・サウンドの新人コレク
ターのお客様から絶賛のお言葉を頂戴したミア・ボーダーズが、
格段のスケールアップを果たして早くも2ndアルバムを放ってき
ました。#5.Sustenance の独特のヴォイシングに大きな成長を
見るほか、今回はうち6曲をアコースティック・アレンジにしたトラ
ックも収録、同じ曲で2色のテイストを楽しめるのもお薦めです。
ここでは Souhld I Have Kissed You のエレキ編 #8.とアコ編
#15. を是非。今後まだまだ飛躍しそうで楽しみな人。
2011 USA Blaxican Records
ジプシーの渋い歌にひたすら魅了される極上ブラック・ミュージック
Gypsy Elise & the Royal Blues Watermelon
こんなに渋い女性を知らなかったとは!既に00年と10年にも
リリースがあるジプシー・エリスのこれは2011年発売の三作目。
ギターがJohn Lisi なのもニューオリンズ・サウンド・ファンの目を
引きそうで、実際#8.Deliver Me なんか聴くとソロとカッティング共
に独特のジョン・リシ節に魅了されてしまいます。#1.Don't Touch
that Kity Cat
の軽やかさもゴキゲン。エリスは多分自身生粋の
ジプシーなのを誇りに生きてきた人なのかも。ラスト#9.Lonely
Gypsy
は自然とエリスの様子を想像してしまう歌です。
2011 USA Independent  
12月 低重心でぐっと渋く仕上げた永遠のヤングレディ、マリア・マルダー会心の作!
Maria Maldaur Steady Love
マリア・マルダーを聴くと必ず思い出す楽しい記憶があります。それは
時は多分1975年頃、勤務していたショップの同僚がモントルー・ジャズ
フェストに当時発売になったばかりのソニーの新型カセット・デンスケを担い
で観に行った、そのみやげに貰った沢山のフェスト私家録音のカセット群の
中にあったマリア・マルダーのステージのなんと生々しかったことか。マニ
アっぽく  ※バイノーラル録音 されたステージはマリアを呼び出す場内アナ
ウンスの段階からもの凄い肉薄感。まさに心臓ばくばくの超リアルな音に
当時ソニーのオーディオ技術は世界の先端を行ってると実感しつつ
毎日毎日朝までヘッドフォンでモントルーのテープを聴きまくったもの
でした。本作はそのとき聴いたマリアの弩級のリアル感を伴っていて
一瞬で時が40年近く巻き戻った気分がします。#3.Soulful Dress
#7.As An Eagle なんか特にセクシーで凄ッ!な曲。

※バイノーラル録音〜小型のステレオ・マイクを左右の耳にかけて録音、
   それをヘッドフォンで聴くと疑似4ch/3D録音に聞こえた。

2011 輸入盤国内仕様 BSMF BSMF-2240
地元の人気が全米デビューに押し上げた感のフレッシュなシンガー
Sena Ehrhart Band Leave the Light On
ブルース女子戦士満艦飾の感もある2011年ですが
彼女のこのデビュー作はBlind Pig 原盤なのに注目。
ブルースファンにはすっかりお馴染みの老舗レーベ
ルだけあってカッチリとまとまった音作りが特筆です。
ドライ気味のバックの低重心ブルース・ギターはシー
ナ父とのこと、ミネソタを中心に米大陸北西部で主に
活動中。#7.Last Chance等、ソウルフルかつブルー
ジーなオリジナル曲で構成しています。
2011 USA 輸入盤国内仕様 BSMF BSMF-2245 







BluesWomenClub
過去
2010年の頒布タイトル一覧

2010年 1枚会員様 2枚コース会員様にはこちらの作品も併せてお届けします
1月 待ってました!の極上パワフル&ソウルフル・ロッキン・ブルース・ウーマン
Shaun Murphy Livin' the Blues
冒頭一発目 #1.Ocean of Tears を聴いた瞬間、かつてロキシー
・ペリーでぶっ飛ばされたときの爽快感が蘇ってきました。元リトル
フィート在籍のこの人もまた沢山の人を魅了するに充分な実力を
持ったシンガーで、メリハリあるストレートなバンドとの相性も抜群
です。アン・ピーブルズやココ・テイラーといった女王組の愛唱歌#6.
Come to Mama
でも全然負けていないところが凄い。フィーリングが
とにかく黒く、ラスト、ジョン・ハイアット・チューン#13.It Feels Like Rain
でのソウルフルな味わいも注目です。この人はずっと追います!
2009 USA Vision Wall Records
ミシシッピーに生まれながらも彼女が目指したのはシカゴの街だった
Johnie B. Sanders feat.Iretta Let's Party Right!
勢力図的には白人系のブルースウーマンが半分以上になりがちな
BWC(BluesWomenClub)の中で、黒人のストレートなブルースを出
来るだけ聴きたいというご要望を受けて探したのがこのアイレッタで
す。アルバム的にはギタリストのJ.B.サンダースが主役ながらも、耳
にはアイレッタのアルバムとして響くことと思います。典型的なモダン・
シカゴブルース・スタイルのアイレッタ、現状特に日本ではレア度で
女王級かと思いつつ渡米の際にシカゴで生を見たといった方はきっと
ありそう。全体的にやや単調な展開ながら#6.Moaning at Midnight
等、ブルースが普通にそこにある感じがいいなと思います。

2009 USA Independent
2月 いつものルーシーが帰ってきた、やっぱりこの方が彼女らしいです
Ruthie Foster the Truth

前作07年盤で突然のブラコン・レディに変身したルーシーですが
ここでまたデビュー当時からの一貫性のある音に戻っています。
根っこにスピリチュアルな成分があるフォーキーでブルージーで
ゴスペル・ライクな歌。思うに彼女はやはりソウル寄りのブラコン
・スタイルよりかは、素朴なテイストのまんまを活かした方が圧倒
的に彼女らしい気がします。今回は99年盤と02年盤をミックスし
た上で、そこにストレート・ブルースとファンク・ブルースをそれぞ
れ加えてあります。個人的なお気に入りは#8.Dues Paid in Full
と #9.Joy on the Other Side、共に独特のコブシが好いです。
2009 国内盤 Buffalo BUF-142
未完成の部分が多々ある一方で、頑張れと熱援したくなる要素有り
Contessa Black Sick Woman
ファンキーなロッキン・ブルースとスウィンギーなジャズ・
チューンとの対比が面白い構成です。実力的にはご本
人に怒られるのを覚悟して書きますと、文句なしの美人
シンガーなのでわしゃこれでOKだぞというファンが多く
ありそうな一方、もうちょっと修行してくれという方もい
そうな仕上がり。曲の雰囲気最高の#2.It's About Time
はクラブで聴いたらきっと酒が二倍は美味くなりそう。
#9.Head Trouble Blues はパンチ力とメリハリがもう
ちょいあればぐっと印象が変わると思います。
2009 USA Independent
3月 ニーナ・シモンとジャニスをカバーしている辺りにママリーのルーツが垣間見え
Mamalee Rose & Friends S/T
こういった作品との遭遇がまさにレア盤探索の楽しみのひとつです。
制作はニューヨークで歌にゴスペルの成分が感じられるのが特徴、
パワフルなだけでなく全体に艶があるのが強力な武器です。一方
自分でも意外だったのは、この中で最も黒人音楽的なものから遠
いサウンドをした#2.Tell You That I Love You が最大のお気に入
りになったこと。ラストのシャッフルもユニークな作りで印象深いです
が、60〜70'sのロックにハマった者としてはジャニス・ジョップリンの
あの名曲#8.Mercedeas Benzをパーカッションだけをバックに仲間
達と歌っている姿に久しぶりに戦友に会った気分がします。
2009 USA Independent
アレンジの荒っぽさが意外とクセになるソフトなガールズ・ロック
Micaela Kingslight Still
エレキを持ってすっくと立っている姿とは裏腹に中身は
ちょっぴりソフトな70年代SSW風ガールズ・ロック。それが
最も彼女らしい曲ではないかと感じた#4.Aurora と #5.Juniper
Berry Air
と、共にキャロル・キングやローラ・ニーロの時代の
気分です。一方余分な一言的な印象として、作りにアマチュア
くさい部分、例えばその#5.の右chから聞こえるざらついたリズ
ム・ギターはその音量が彼女のフェザータッチの歌とはバラン
スを欠いている気もしますが、そこがまたいいのかななん
ちゃって。何とも言えないアンバランスな魅力を感じます。
2009 USA Independent
4月 60年代のカリフォルニアからずっと繋がっている、柔らかな西海岸フォークのテイスト
Jade Jackson S/T
歌の持つ清楚さとたおやかな響きが特に際立っていて、スタイル的にも
ブルースとは無縁なのですが何故か余韻の部分に淡くブルースを感じる
この不思議。何年も前に取引をしたことがあるテキサスのブルーコーン・レ
ーベルで見つけたフォーキーな作品群からも同じ印象を受けたことがあり
ますが、こちらはカリフォルニアはサンタ・マルゲリータのスタジオで録音さ
れた盤。乾いた大地ではなく陽光降り注ぐヨットハーバー付近が似合いそ
うなのはそのせいか。地産典型と感じるのは#10.Temted 辺りの歌で、
一方#6.I Don't Need Your Love や#8.SaveMe a Little Place in Heaven
といったつま弾きスタイルが最も彼女らしい気もする瞬間。
2009 USA Independent
シンガーの実力に加えて堅実派のブルースギターがベスト・マッチング
Red Hot Blues Sisters Red on Blue
2004年に結成されたシアトルの実力派ブルース・バンド。
破壊力満点のシンガー、スーズと Gibson ES-345(多分)
をオヤジ顔負け、超渋に弾きこなすテリー・アンの女性二
人がフロント。#4.One More Heartacheにおけるスーズの
本格的なR&Bテイスト、スロー・ブルースやバラード・チュ
ーンでも光っています。ブギーの#7.Bring It on Home
でのたたみかける感じの歌も突っ込み系が意外と得意
な感じ、これは生で観たら二倍はコーフンしそうです。
沢山の賞の受賞歴が頷けるこれは2ndアルバム。
2010 輸入盤国内仕様 BSMF BSMF-2152
5月 ジョニー・スケッチ・バンドをバックに本格派シンガーのシーン再浮上盤!
Jenn Howard Up to Night
かつての彼女のバンド Project Nimの解散以来10年ぶりの復活。
しかもバックバンド全員がまんまJohnny Sketch and Dirty Notes
の面々で、ヴァイオリンのハリーもジョニスケ初期のメンバーという、
まさにクセ物好きのニューオリンズ・ファンは目もお脳も大充血して
しまうくらいの超レア・ハードロック盤です。十年前のジェンを私は知ら
ないのでそこはスルーしますが、この作品で聴く彼女のかっちりとまと
まった濃い輪郭をした歌は文句なし完璧にバンドを従えている風情。
#4.Back to Brooklynでの低重心のドライヴ感、その対極にある#6
.I Feel Down での暗鬱な倦怠感にも個性が際立つ感じです。
2009 USA Bathtub Music
カリフォルニアから羽ばたく気合いの美形ブルース・ウーマン・ギタリスト
Laurie Morvan Band Fire It Up!
2007年の国内初導入時にBWC(BluesWomenClub)会員様から絶賛を浴びた
ローリー・モーヴァンが何と2010年のインターナショナル・ブルース・チャレンジ
でベスト・セルフ・プロデュース・アルバム賞を受賞!タイムリーなことに今後は
BSMFが日本でのリリースを行うことになりました。BSMFの場合は現地オリジナ
ル盤に帯と解説を付けた国内盤仕様で出してくれますので当店も今回からBS
MF盤を販売致します。それはともかく、アルバム・アーティストとしてもまさに佳境
に入ってきた模様、例えば#6.Living in a Mans World といったシカゴ・スタイル
のミディアム・スローでのシンプルさは余裕の現れとみます。一方で#12.Cafe'
Boogaloo
の切れ味と間合いはこの人の個性がよく出ていて大変好い曲。
確実にステップアップしていく予感有りで、今後をさらに注目していきたい人!
2010 輸入盤国内仕様 BSMF BSMF-2164
6月 ニューオリンズの学生クワイヤから初のCDデビューを果たした期待のホープ
Danielle Wilson Reflections of Mahalia
ピアノ伴奏とバックコーラス付きのゴスペル作品で、リードシンガ
ーのダニエルとコーラスの面々共にニューオリンズ地区ザヴィエル
大学の現役学生クワイヤの模様です。昨年シカゴのピアノ専門レ
ーベル Sirens からデビューした Shirley Smith にも似た響きで、
このフレッシュかつグリーンなテイストは正味若い人だけが持つ
特別な質感。一部音程がやや不安定になる箇所がありますが総
じて艶のあるヴィヴィッドなヴォイスは大きな魅力、卒業後もずっと
この世界で活躍して欲しいです。試聴はスピリチュアル・ソングの
大定番#5.ジェリコの戦いと、同じく正攻法で直球勝負している #8.
Amazing Grace
を是非どうぞ。課題はありますが期待大!です。
2010 USA Rampart Street Music
野性味溢れる、熱血シンガー&熱血ギターの協演!
Lynn Druly feat.Robert Luti Dal Vivo
基本はSSWながら、アタックの強いバックの演奏がベースレス
の僅か二人だけのバンドとは思わせない迫力で迫ります。アコ
ギ弾き語りの基本形を土台にあとの二人ががっちりサポート、
ドゥルーリーの歌それ自体も鋼(はがね)っぽい質感を伴い加
えてルーティのギターがぐいぐいと曲を牽引している曲も有り。
シンプルなアコギのカッティングを縫って強烈なエレキのソロが
なだれ込んでくる部分はかなりスリリング、#1.Blue Streak
#2.Down the Roadのさわりだけでも彼らが相当フリー・フォー
ムにパフォーマンスしていることが判ります。面白い!です。
2009 USA Independent
7月 プチ枯れしてきた感触がこれまた新たな必殺パンチ、テレサの新しい魅力も発見です
Teresa James & the Rhythn Tramps You Know You Love It

基本形がブルース+ブルーアイド・ソウルのスタンスでありながら、彼女自身の
魅力がそういったスタイルを超えたところに強くあることを感じる作品。より根源的、
より深層部分にシンガーとしてアーティストとしての魅力が充満していること、お聴きに
なれば同感して頂けることと思います。#4.A Good Day to Cry は時には思い切り泣く
ことですっきり新たな人生の一ページをめくった日の思い出か。今回もあったメンフィス・
ソウルっぽい#6.She Don't Mess with His Buzzは特に印象的なグルーヴ・チューン、
外側は活動地の西海岸らしいテイストながら、その中身はしっかりと出身地テキサス
の成分で一杯。私の耳にはテリ・ヘンドリックスにも聞こえる瞬間ですが皆様は
如何でしょうか。また見つけたテレサの新しい魅力・個性の一つとなりました。
2010 USA Jesi-Lu
直球のブルース・ウーマンからスワンピーなアメリカーナ・ウーマンに変身
元々フォーキーなテイストもあるスーに最適な共演者が登場しました

Sue Foley & Peter Karp He Said-She Said
ここでスーと組んでいるピーター・カープは、BSMFの資料によれば
アラバマ出身の新進気鋭のスワンプ系SSWとのこと。出身はカナダ
でも、色濃くテキサス・スタイルをしたブルース・ギターを弾くスーとは
実際とてもナイスな組み合わせです。注目はタフなピーターのヴォー
カルで、線が細くなるのが弱点だったスーの歌唱を見事にフォロー
アップしています。#4.Rules of Engagement がその好例で、ダート
っぽいスライドとも調和が取れ洒落たサザンロック・チューンになって
いる感。アコースティック・チューンも目立つ中、#9.Scared といった
クール系のミッドナイト・チューンも好い感じです。
2010年輸入盤国内仕様 BSMF-2106
8月 いよいよシンガー人生の佳境に入ったか、ズシンとした貫禄も感じる作品に
Janiva Magness the Devil is an Angel too
前作から劇的に音作りが変わったジェニヴァ、今作では余裕をもって変身後
の自分を楽しんでいる気がします。冒頭プリミティヴな低重心リズムで歌うブル
ース・ロックも新鮮ですが、次の#2.I'm Gonna Tear Your Playhouse Down
必殺系のギターとのコンビネーションも抜群。ここへ来て遂に色気と貫禄が倍増
してきたのが音にはっきりと現れています。加えてラスト・トラックに象徴される
#12.Turn Your Heart in My Direction でのシンガーとしての成長ぶりも実感、
ジェニヴァ自身の人生が佳境に入ったことは確実。きっとここからが新しい自分
の本当の人生だと感じていそうな、そんな充実感も伝わってきます。
共演のギタリストもクールにキメているのでギターファンも要注目!
2010 USA Alligator ALCD-4935
ひょっこりひょうたん島がナイス・ブルースになった瞬間
Nacomi 金魚のSwampie
新時代の関西ブルースを象徴する大姉御的存在、NACOMIの
セカンド・アルバム。何と今作ではギターに菊田俊介、ハーモニ
カにKOTEZ、ドラムに嶋田吉隆等々もの凄いゲストが集結!まさ
にBSMFブルース鉄工所謹製〜新開発チタン合金セラミック複合体
による日本語ブルース・ウーマン・ロボット Nacomi号誕生!ってな
感じのインパクトです。特に、一瞬で当時の人気キャラ「博士」の顔
を彷彿とするナイス・ブルース #5.ひょっこりひょうたん島は文句なし
この作品のハイライトと言えます。久々の癒し系ブルースです。
2010 BSMF BSMF-2167
9月 僅か4曲しか聴けないながらも中身の濃さとヘヴィー感は一切文句なし!
Kathi McDonald & Friends On with the Show Special Guest Sam Andrew
のっけから即死されられそうな、まんま60年代サム・アンドリューのファズ・
ギターは炸裂するし、メチャ若い声のキャシーが登場するしさらには昔のまん
まのスヌーキー・フラワーズは登場するしで、最初はこれは初出の発掘音源
かと目を(耳を)疑いましたが、でもこれは間違いなくれっきとした新録なので
す。なんて凄いことなんダ!生きてて良かった状態!目の幅涙ってやつで、
特に伸びの良いアンドリューのギターは当時ジャニスがぞっこん惚れ込んだ
理由が理屈抜きに判ります。4曲しか入ってませんが、きっとスタジオで各自
半世紀前の自分を呼び戻しておくのに体力的・精神的な限界があったのかも
知れません。私はこの4曲だけで間違いなく昇天した気分です。もう最高!
試聴は#1.On with the Show と #4.You Got to Move を是非どうぞ。
2010 USA Merrimack Records
ブライアン・オーガーやロベン・フォードがバックに居るキャシー
の作品、入手可能なうちに是非どうぞ!の気持ちも籠めて

Nick Vigarino: Kathi McDonald the Ghost of Time
キャシー単独の作品ではないためずっと取り扱いを躊躇して
いたのですが、2010年になってかなりインパクトのある4曲
入りシングルCDをキャシーが出したのを機にこの作品も初
導入しました。個人的にはブライアン・オーガーのオルガンを
聴くと条件反射的にジュリー・ドリスコールの歌を思い出して
しまうものの、99年に全身電撃百万ボルトの直撃弾を喰らっ
た"Above&Beyond"のキャシーも同時に蘇り、その辺り今作
では#3.God Bless the Child や #5.Yardbird に同じ体臭を
感じます。ジャニス同様ブルースが根っこにある歌。
1997 USA Merrimack Records
10月 魅惑のギタリストたちが共演、東欧テイストが全くないメンフィス録音のデビュー作
Meena Try Me
オーストリアから登場した本格派のロッキン・ブルース・シンガー。
ジミヘン好きだった兄の影響で21才のとき自己のバンドを結成して
以来今に繋がる、本年33才と思われるベテラン・シンガーが放つこれ
がCDデビュー作。当店イチ押しJoanne Shaw Taylor のファンクなギター
が活躍する#2.Nothing Left や、大スタンダード #8.I'd Rather Go Blind
の熱唱も光る中、何気なくそこに置いてある#4.Pit Your Hands Out of
My Pocket
のバラードを私は激しく気に入ってしまいました。SRVも
手がけたジム・ゲインズがメンフィスで制作しただけあって純粋な
アメリカン・ブルース・テイストで仕上がっているのが特徴です。
2010 輸入盤国内仕様 BSMF BSMF-2171
とことんフォーキーなタッチがヴェリー・ナイスなブルース系SSW
Emma Wynters Mississippi Madness
ミシシッピーで制作された弾き語り作品で、若干の伴奏楽器
が伴う以外は終始シンプルな展開が特徴。ほとんどがエマの
オリジナル曲で構成されている中、エレキギターが顔を出す
「朝日の当たる家」もあったりします。典型的なローカル作品
のひとつでクラブ展開だからこその導入ですが、普通にはなか
なか仕入れにくい地味な作品ながらも、そこはかとない温もり
を感じる点がマイナーな自主制作盤の良さでもあります。試
聴は#1.Mississippi Maness と #3.Ain't Dyin' for Your Love
-with P.F.C.
をどうぞ。小さなハコで聴いたら素敵そう♪
2009 USA Independent
11月 野性的というか、時代の言葉にするとこれは肉食系女子の愛に満ちたラヴソング集
Erja Lyytinen Voracious Love
歌詞は判らなくとも全13曲のタイトルがそれぞれ、幸せに満ちたラヴソング、
クールなラヴソングとそして時には失意のラヴソングという訳で、まさに全編
がストレートなラヴソングで構成。ギタリストとしての印象以上に今回はシン
ガーとしてのイリヤを強く意識します。スウェーデンと並ぶ北欧のブルースの
聖地フィンランド出身のワイルド・キャット、典型的なイリヤ・スタイルは#2.
Don't Let a Good Woman Down。良い娘を泣かせないでよね!ってな感じが
如何にもイリヤ的、ここではギタリストとしての本領も存分に発揮しています。
一方、ポップっぽいトラックでは#8.Oil and Water が一種MTVなテイストで
思わず存在しないイメージ・ビデオが頭に浮かんできます。ブロンディ風
のサイケな映像がとても似合いそう。スライドが幽玄的な響きを残す
#12.the Road Leading Homeはまさに青いため息か。
2010 輸入盤国内仕様 BSMF BSMF-2168
脱レトロ娘を目指している気もする路線、心なし陰影も深まってきた感が有り
Ingrid Lucia Midnight Rendezvous
前作で見せたビリー・ホリディへの急接近、今回は微塵もその
痕跡がないのが如何にもイングリッドらしいです。さらに言えば
共演のジョン・フォールが以前にも増して存在感がぐっとup、エ
レキとアコ共に抜群の助演賞ぶり。イングリッドはニューオリン
ズでブレイクする前はニューヨーカーだったこともあって、その
辺りの変遷がここには見事に音にブレンドされている気がしま
す。#10.Help Yourself での鮮やかな変身ぶり、続く#11.I'm With
You
でのアーバンなアコースティック・ブルース・テイストにも
初めての引き出しを開けた感じがして超ナイスです。
2010 Threadhead Records
12月 ニワトリ一杯手に入れちゃった、という歌が頭の中をエコーします。土臭い歌の持つ魅力が大
Suzy Thompson  Del Rey Hen Party
Hen Party(女だけのパーティ)というタイトルに、男どもの居ないパーティーは女と
してはまた特別に楽しい時間なのかと思いつつ(笑)、それは今回の作品構成に引
っかけたものだと直ぐに気がつきました。前作までとは異なって今作は女性のフィド
ル奏者スージーが相棒の、二人での吹き込みが多くまさに雰囲気ピッタリの冠の由。
ハモリが絵になる#3.Use Good Judgement がまさに二人だけのトラックで、そこに
ベースが加わる#6.Waht Do I Care?。さらにクラリネットが加わる#14.Doing the
Memphis Shake
と、それぞれアレンジにも腕をふるっているのが判ります。個人的
には#9.Plymouth Rock のブルースの土臭さが一番好きで、歌がストレートに
キュートな分、シンプルな歌ほどダイレクトに琴線に響く感じがします。
2010 USA Hobemian Records HB-0014
ウクレレギャルとして自らを特化しながらも、それを意識させない作りが特徴
Del Rey Blue Uke - at The Ukeshack #2
今作でも盟友 Steve James がボトルネック・ギターとマンドリンで大活躍。
ここでのデルはウクレレと歌に専念していて、2ndマンドリン他ギターもす
べて専任者を付けてレコーディングに臨んでいます。いわば多芸ぶりより、
ウクレレの奥義をもっと究めようということか、あの小さな楽器に寄せる
デルの思いの深さを感じます。そんな気持ちを反映したかのようなウクレ
レ・インストによる #2.Suitcase Breakdown や #4.Thank You Birdといった
小品の放つ艶やかさが格別。#4.なんかはドブロやマンドリンが主役のよ
うに見え実は控えめなウクレレが絶妙の隠し味になっている点、音楽的
シェフとしてのデルの腕前にもシビレます。まさにマニアックな1枚。
2008 USA Hobemian Records HB-0012