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Wallace Johnson
英文のプロフィールの読み違いでなければ、ウォレスが最後にクラブで歌ってから20年後に、アラン・トゥーサンが彼の再起に協力して完成したのがこの1996年のアルバムとのこと。1937年にルイジアナの農場で生まれ、17才で陸軍に入隊、プロのシンガーとしてのデビューは50年代、初吹き込みは60年代にシングルを残すも、どうやら単独のアルバムはこれが初めてのようです。重厚なゴスペル・フィーリングを漂わせる歌は、スタイル的にはN.O.のR&Bとして括られるようですが、結構ブルースフィーリングが横溢でがつんときます。ギターにappleJam一押しのPaul "Lil' Buck" Sinegalが参加していますが、あたかもカルロスのようなエモーショナルなギターもアルバムのハイライトになっています。ちなみにテナーサックスもappleJamで押しているAmadee Castenellが参加。
重厚なブルース・フィーリングが漂う直球勝負の快感
Wallace Johnson / Whoever's Thrilling You \2,500tax in
ドラマチックなピアノのイントロに導かれて滑り出すマイナーブルース、
#11.Better Weather Next Timeを始め、アレンジにはよく練られた跡
が伺える力作、ど頭の重厚なブルースからしてゾクゾクくる展開です。
ファンキー・チューンもOKなフレキシブルさもポイント高いです。特に
Paul Sinegal のギターがツボにはまりまくりで絶好調、実に素晴らしい
サポートをしています。ギターのトーンも、クリーンだけどここ一番で歪
みが気持ちよいという、チューブ特有の音で粒立ち抜群。これは効き
ますね。アルバムのステイタスをぐっと持ち上げた感じがします。
1996 USA Nyno 9603-2
★★★★