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新録!RareBluesClub

まだこんな未発掘の巨人が居た!とか、こんな凄い実力派が過去日本で
一度も発売されていなかったとか、あるいは製品としての作りが余りに雑な
ため何処も扱おうとしないけど音楽的な中身は凄く良い!といった注目盤
が中心の、文字通りレアなブルース盤をお届けするコースです。仲間には
ナイショで密かに加入しているライター諸氏やコレクター諸氏が最も多い
コースでもあります。

コースは 1枚会員2枚会員 が選べます。

7大クラブに共通のお約束のページもご一読下さいませ → 共通規約

お申し込み方法

「Rare Blues Club会員 ○枚コース申し込み希望」 と書いてE-mailまたはFAXにてお申し込み下さいませ。
その際、お客様の お名前・郵便番号・ご住所・TEL も忘れずお書き添え下さいませ。(入会金は不要)

お申し込みが20日より以前でしたら当月から、21日より以降でしたら翌月から自動的に届きます。

以上の他にもご質問やご不明の点がありましたらお気軽にお問い合わせ下さいませ。

新録!RareBluesClub
2012年の 頒布予定タイトル一覧 (Rare Blues Clubは2012年で活動開始以来12年目)

2012年 1枚コース会員様 2枚コース会員様にはこちらの作品もお届けします
1月 地域性は希薄but、典型的70年代型モダンブルースぶりが最高ナイス!
Robert Penn Blues N My Soul
恐らく日本では今回の当店での取り扱いが初めてでは
ないかと思われる素晴らしいブルースマン!です。冒頭
#1.Keep On Steppin のナチュラルトーンにゾクゾクくるも
のを感じつつ、#5.Blues for Jesse のインスト・チューンで
とどめを刺される感じ。歌も上手いし全体が申し分のない
作品。全曲オリジナルというのもまた大変な意欲作、きっ
と普段から自分の中にあるものだけで勝負してきた人で
はないか。ディストーションの効いたファンクチューンより
かはナチュラル系で存分に魅力と個性を発揮しています。
2010 USA Independent
存分にステージで発揮される滑らかなパワフル・ブルーズン・ソウル
Shaun Murphy Live at Callahan's Music Hall
ここ日本にも熱烈なコアファンが居るショーン・マーフィーの
これはまさに待望のライヴ・レコーディング。#2.Mississippi Water
で気持ちよくバンドを牽引するショーン、スタジオ録音より音が
もっと分厚い #4.Come to Mama と、序盤で充分にシアワセな展開
を見せます。バンドのシュアーさとコンビネーションの良さも特筆、
インストチューンで会場を釘付けにする#6.Amazing Grace は特
にギターが冴えまくり。09年に悶絶させられたあのジョン・ハイアット・
チューンがここでもラストに登場、やはりショーンの勝負曲だった
ことを実感。是非09年盤、10年盤と共にお楽しみ下さいませ。
2011 USA Vision Wall Records
2月 ブルージーなシンガー・ソングライターとして聴くと文句なし最高傑作と言える1枚
Mike Garner Why a Woman Gets the Blues

父子で作った新鮮な衝撃の99年盤から世紀をまたいで早くも12年。
当店は出店当時から、アーティストと一緒に毎年歳を重ねそれに付
き合って下さるお客様もまた最初に買ったこの人のCDからもう十年
かぁ、といった連続的な音楽生活の流れを感じて頂いているのが他店
にない特徴。その頃ニュージーランドに定住してギタリストになる夢を
持っていた日本の少年が浜松の私の店に遊びに来たとき、ガーナー
の存在を知って新たな目標になったことを想い出します。今作では一
層のSSW的な作りの中、ヴィンテージ・ブルースの雰囲気がナイスな
#7.When I was a Boy と、妙に和の美を感じるユニークなインスト
#11.Elegiac Blues がとても印象に残ります。
2011 New Zealand Independent CDMANU5117
アルキン・スタイルが定着したようにマジック・サム・スタイルもスタンダードになるのか
Bobby Radcliff Freaking Me Out 
04年盤以降のラドクリフはソリッドな音作りのトリオ編成が看板になった
模様です。全曲をオリジナルで構成、それら一曲一曲が60年代マジック・
サムを彷彿とするタッチで演奏されるのが最大の特徴。何時だったかサ
ードウォッチという米の警察ドラマでDVによる殺人現場となった家の中の
シーンで、バックに流れたマジック・サムの何とシビれる程カッコ良かった
ことか。マジック・サムとかハウンドドッグ・テイラーに代表される一連のソ
リッドなブルースは一種の狂気と紙一重なのかも知れません。#1.Invisible
Man
や#5.Blackhearted Womanなんかははっきりとラドクリフがマジック・
サム・スタイルのフォロワーであることを物語っている気がします。
2011 USA Krellno Records
3月 08年盤のインパクトに勝るとも劣らない、個性的なアーリー・ベスト
Dale Robertson Now and Forever
2011年秋にデイルの抜けたBroken Arrow Blues Band
の新作を扱ったとき、ではデイルはどうしているのかなと
探して見つけたのがこの作品です。1997、2004、2008年
の自身のベスト・チューンで構成した作品の模様で、この
時期のデイルはハーモニカは吹いていなくてkbとvoだけで
すが、リズム・ギターとソロ・ギターが織りなすうねりが分厚
く、そのうねりに乗るデイルの筋肉質なヴォーカルが独特
の世界観を生んでいます。全曲がオリジナル佳曲の中
#2.Every Day is New?と#3.Now and Forever
このアルバムのイメージを代表している気がします。
USA Independent
69年のあの日からずっと繋がっている音、感慨にふけってしまう瞬間も
Billy Cox Old School Blue Blues
過去ジミ・ヘンドリックと組んだことでノエル・レディングと並んで
恐らく世界で最も有名なベース奏者の一人。69年のウッドストッ
ク以降バンド・オブ・ジプシーズを経てジミが亡くなるまで共演して
いたことからもジミ没後の喪失感はとても大きかったかと察します。
ここでは70年代型ファンク・ブルースが主ですが #4.Woke up with
 That
や #10. Mamacita ではコンガが地味に渋い薬味感を出し
ていてシンプルbutワイルドな余韻がとても気に入りました。
#12.Rockin and Rollin On part2は如何にもの音です。
2011 USA Independent
4月 コアなゴスペルファンにもゴスペルが初めての方にも最適な作りが印象に残ります
Eddie Robinson This is My Story This is My Song
エディ・ロビンソンのピアノを囲んで三人のシンガーがそれぞれ歌う
ピュア・ゴスペル・アルバム。エディ自身もオルガンをバックに1曲歌っ
ていますが、その曲に限っては歌うというよりゴスペルでいうところの
説教調。しかし全体的にはとても聴きやすい仕上がりでまるでビロー
ド織りの感触。例えばソウルやサザン系のロックを聴いてきた人は#7.
Blessed Assurance や #3.Down By the Riverside辺りのノリはとって
も親しみを感じるはず。あるいは今まで普通にロックしか聴いてこな
かったという方でも少しでもジョー・コッカーとか聴いたことがあるなら
#10.If I Can Help Somebodyは絶対母国語並の感覚で聴けるはず。
ということで、これは本格派のレベールが出した深みのあるゴスペル
作品でありながら、また同時にとっても聴きやすいのが特徴です。
個人的には#6.Great is thy Faithfulnessを歌うPhinus Joel Alexander
の滑らかさかばっちりフィットします。
2011 USA Sirens Records
BluesClubとRBCの両方にご加入のお客様へは当盤の重複を避けるため4月のBluesClubを
カスタム選盤とさせて頂きます。どうぞよろしくお願い致します。
Rare Blues Club 会員様限定盤
抜群にアーティスティックなほんわか羽毛系ブルースマン

Wes Mackey Beyond Words
2002年盤の気持ちよさに熱烈なメッセージをコアファンから頂い
た記憶も新しいウェス・マッキーのこれはどうやら3作目です。2作目
を見逃したことの無念さはしかし本作でもまた味わえるこの独特の
羽毛系のサウンドに包まれた瞬間に忘れてしまいます。#2.Prisoner 
でも如何にもフルアコらしい質感にうっとり、ハーモニカの柔らかさも
何となくジョン・ブリム系のブルースを思い出す瞬間です。#4.Beyond
Words
ではゲストのサンディ・スコフィールドのヴォーカルも加わり
アーティスティックなタッチ、#8.You are the Oneが個人的な
ベスト・トラックで思わず足でリズムを取ってしまいます。
2009 USA Bluesline Music
5月 チャック・ロバーソン(Chuck Roberson)
インディソウルの醍醐味充満、まさに値千金の黄金盤ってやつです
Chuck Roberson I'll Take Care of You
この人の04年盤導入時の自分のコメントで思い出したのは、
確かにその頃もっとソウル盤を!と複数の方々から背中を押さ
れてソウルメイト等の企画を打っていた頃でした。でもやはり自分
自身の中に動機がない企画は長くは続かなかったのですが、しかし
そういったこととは別にチャック・ロバーソンのような極上インディ・
ソウルは追いかけるのが主義でもあります。チャックの強みは
コアファンやカルトなファンでなくてもドンピシャはまれる点。
#1.You Gonna Make Me Cry や#10. I Feel Sexy なんか
特に幅広い層にアピールしそうです。
2011 USA Desert Sounds Records DSR-2013
石造りの年代建築物の中で聴いてみたい石像系ブルースの味わい
Brian Kramer A Tribute to Robert Johnson
ナショナルの1932年製ヴィンテージ・スチールギターで弾
くロバジョン・チューンが渋い。今までのブルージーなSSW
というスタンスから一気にストレート・ブルース一色になって
はいますが、そこはやはりこれは彼自身のブルースとして
消化&昇華されているのが特徴です。#7.When You Got 
a Good Friend
や #8.Steady Rollin' Man にも現れる独特
のコブシ、アタックの強いパーカッシブな奏法との相性も
よく、勝手に名付けた石像テイストのダンディな
ブルースが光ります。
2011 USA BKB Musik
6月 アルバム全曲がぶっちぎりでゴ・キ・ゲ・ンな作品!
James & Lucky Peterson If You Can't Fix It
2004年に一度SACDでリリースされたあのジェームズ&ラッキー
父子共演盤の通常CDでの再発盤です。私の知る限り真っ正面
からピーターソン親子が共演した作品はこれだけかなと思います。
ジェームズは息子を熱血スパルタ教育したというまるで星一徹み
たいな父親だったそうですが、そんな頑固オヤジの強烈なブルー
スをラッキーのギターが小気味よく包み込んでいます。もとよりオ
ルガンの気持ちよさも出色、ほんとうに素晴らしいアルバムです。
試聴は#4.Somewhere in Between と #7.Get Downをどうぞ。
父ジェームズは2010年に他界しているので今となってはこれは
すべてのブルースファンにも思い出の一作となりました。
2011 UK JSP JSP-8816
イレクトリック・デルタとクレセントシティ・センスのブレンド感がソーナイス
Little Freddie King Chasing tha Blues 
過去当店が継続的に取り扱ってきたレア・ブルースマンの
中でも特に会員様の評価が高い一人がこのLFK。しかも
作品毎に確実に何かが進化・変形している手応えもまた
嬉しいです。本作で言えばラスト・チューンの#12.Mixed
Bucket of Blood
のヒップホップ調は、デルタ特有のずった
んばんこんリズムがゴキゲンだった05年のデビュー作とは
もう別世界。とはいえ十八番のギタースリム調 #4.Got Tha
 Blues on My Back
や古巣のファットポッサム調をした #10.
Bywater Crawl なんかも健在。きっと彼は一箇所にじっと
してない元気なブルースの神様を、がんがん追いかける
生活を楽しんでいるに違いない、そんな気がします。
2012 USA Madewright Records
7月 ワイルド・キポリの、ブルースは野生に帰った編といったニュアンスか
Kipori "Baby Wolf"Woods Blues Gone Wild
前作のエレキ弾き語り盤をお届けしたRBC会員のお客様から
かなりハマッた、もし次バンドセットで出たらそれもクラブタイトル
にしてヨというご希望にお応えする日がやって参りました。オフビ
ート誌のBest Blues New Artist選定の日から早10年余、青年
から壮年真っ盛りダなぁと感じつつギターから発する一音一音は
まさにこれがキポリのサウンド。最初の2音だけでキポリと判る
#6.Play My Axe と ワウのナチュラルな使い方がクールな #11.
Fine Woman辺りの野太さがまさに看板サウンド。もしキポリが
嫌でなければここに三管のホーンセクションを加えて
豪快なハードドライヴィング・ブルースを何曲か
やってくれたらメチャ似合いそうな気がします。
2011USA Independent
生活の中に普通に流れていて欲しい、日常感覚のソウルミュージック
Ricky White Reloaded
ここのところずっとストレート・ブルースもしくはギター系の
ブルースが続いたこともあって、また以前のようにR&B的
なコテコテにブラックな作品も混ぜて欲しいというご希望に
お応えした選盤です。このリッキー・ホワイトはレア度から
言ってもRBC的、#1.Stacked in the Back や#9.Da Butt
などインディーソウルの醍醐味充満のサウンドです。特に
#9.のドラマチックな構成はソウルミュージックが人の生き
様と表裏一体という、音は今的でも妙に艶歌的な昔感覚
を呼び覚まします。耳に残る曲ってありますよね。
2011 USA Brimstone
8月 没頭することの楽しさ、一人でマルチのストリートパフォーマー・サウンドが渋い
Harmonica Hinds with Guitar If Speed Just a Thought
コアファンの絶賛を頂いた08年盤から早くも4年も経っていたん
ですね。今作ではどうやらギターもハインズ自身が弾いている
模様で、でもそれが彼本来のスタイルです。シカゴのバディガイ
・レジェンドの常連で、ステージでは一人でハーモニカ+ギター+
タンバリンを同時にこなしているとのことで生ではきっと#14.Religion
のようなインパクトのあるインストも多くやりそう。#6.She はデルタ
ブルースのR.L.バーンサイドがオレにもやらせろと叫んで墓場から
飛び起きそうな感じのゆるクールなワンコードブギー。#12.Kick It
は忙しいビートとは反対にシンプルなテイストがナイスです。
やたら忙しい昨今、この手のほんわかブルースは何か忘れかけて
いた大切なモノを思い出させてくれる気がします。
2012 USA Independent
※横断配布する他のクラブと選盤が重複するお客様の場合は当月はカスタム選盤になります。
お楽しみ♪
9月
10月
11月
12月
特典 年間通期2枚会員様に
ボーナスポイント

3,000ポイントを進呈


appleJam レ7クラブ+1
さらにご加入のコース合計枚数が3枚の会員様は5,000ポイント
4枚の会員様には7,000ポイント
というようにご加入のコース総枚数に応じて
累進加算でポイントは増量されます。
詳しくは 7大クラブ共通規約 のページをご参照下さいませ。
会員様は
さらにお楽しみ♪

恒例 appleJam2013壁掛けカレンダー(13枚綴り)を進呈します。




新録!RareBluesClub
過去
2011年の 頒布タイトル一覧

2011年 1枚コース会員様 2枚コース会員様にはこちらの作品もお届けします
1月 まさにappleJamらしい選盤、こういった盤はまず他店では見ない盤
弾き語りテイストを感じさせる素朴な面に惹かれるソウルフルなシンガー

Kamilah Marshall Gypsy Moonshine
ブルース&ソウル・フィーリングからカントリーポップ・テイストまで
とワイド・レンジなシンガーで、黒人なのに白人のテイストもあると
いう点、例えばフィービ・スノウにも似た質感が大きな特徴です。
中でも#11.You Want Meはオルガンだけをバックにしたソロ歌唱
という珍しいスタイルで、それを軽く歌っている姿がクールです。
#2.Funkabillyでのフィドル等をSE的に使ったアレンジに非凡さを
感じつつ、個人的には#7.Independent Woman や #8.Sis Shaw
での弾き語り感覚が最もよく似合う気がします。
2010 USA Gypsy Moonshine
まさにappleJamらしい選盤、こういった盤はまず他店では見ない盤
これでどうだ!文句あるまい!!って感じの強烈な自信作が登場

Vasti Jackson Stimulus Man
07年盤で感じたやや粗い部分を完璧にグレードアップした
文字通り最強かつ最高峰のヴァスタイがここに居ます!
#5.My Computer の軽やかさもゴキゲンなら#8.Angel of Mercy
のアルキン・テイストも黄金のブルースギター。さらに今日は
一銭も稼げなかったと嘆く#10.No Pay Day のこのウェットな質感
はCDで聴くヴァスタイでは初めて知るニュアンス。ラスト#11.Climbing
のソウルフルさはかつてパークタワーで観たヴァスタイの印象を
超えて不動のA級ブルースマンの手応え。必殺の速弾きよりも
曲の余韻を大事にした感じの作りがOK牧場!です。
2010 USA VJM Recoreds
2月 まさにappleJamらしい選盤、こういった盤はまず他店では見ない盤
デニス・ラサールっぽい感触が好感度大、あとはパンチ力と包容力がもう少しあったら最高

Miss Freddye That Kinda Woman
最近のKamilah Marshall に次いで実にフレッシュな印象をした黒人女性
シンガーで、作品の全曲をベースのマイク・スウィーニーが書き上げた
という意欲作。跳ねる感じが独特の表題曲 #2.That Kinda Woman や、
乾いたスネアの刻みとウェットなクロマチック・ハーモニカが適度なコント
ラストを生んでいる#13.These are My Blues等、アレンジにも独特のテ
イストを感じます。R&B路線では歌唱力不足がちょっと気になりますが、
まずはこれを1stステップとして後の成長と飛躍が楽しみな人。意外と
#5.Same Ol' Lies のカントリー・ロック調や、#6.Keep a Corner of the
Blankent
といったロック・テイストが似合う人のような気もしますが、さて。
2010 USA Independent BDRCD-38
まさにappleJamらしい選盤、こういった盤はまず他店では見ない盤
彼のようにビッグな人でもR盤になってしまうのか、R&Bは決して斜陽産業ではないのに
米国はもともと肝心な方向を向いていない業界人が多すぎるのダ、是非モーリスに注目を!

MauriceDavis Soulful
90年代から通算で7、8作品は出している既に大ベテランのR&Bシンガ
ーですが、データが少なくて何を書こうかと悩んだときに役に立つのが
facebookのサイト。それによりますと出身はミシガンのフリント。フリント
と言えば極上のハードロックも沢山輩出してきたデトロイト近辺の都市の
中でも地名そのもののバンドを生んで有名になった街。もとよりこの作品
にそっちの傾向の音は皆無ながらも最も活気があった時代の骨太な成分
はこの作品にも存分に受け継がれています。比較的緩い音作りの中でも
特にお気に入りになったのがグルーヴ感満点の#4.Leving Me と#5.Just
Be Thankful
。ソウルミュージックの醍醐味ってやっぱこれかなと。
人によっては#6.Dedicated to the One Loveこそベストと言いそう。
2010 USA Touring Records
3月 各曲共に出だしより中盤から後半でノッてくるタイプのブルースマン
Terry "Harmonica" Bean with the Cornlickers
Hill Country Blues with the Big Sound
2CD

何処かしらR.L..バーンサイドを思わせる成分とフレッド・マクダウェル
的なものが融合した感じと思ったら、まさにその二人とあとジュニア・
キンボールがテリーのフェイヴァリットであることがライナーに記されて
いました。1961年ミシシッピー生まれ、自身のギター、ハーモニカ、ヴォー
カルをフロントにバックにはもう1本のギターとリズム隊という編成。王道を
正面から闊歩する重量感が頼もしく、2面とも地味な構成という割には
充分に満足出来る聴感を残します。Disc1#4.Love Me Slow と、頭部分
が似ているDisc2 #3.I'm Ready に個性が滲み、ストリート感覚充満
のDisc2 #5.Miss Betty Greenも後半で熱くなってくる佳曲です。
2010  USA Independent  見開き三面豪華デジパック
腕っこきブルース・ベースマンがリーダーのスペシャルなシカゴ・ファンクブルース・アルバム
Biscuit Miller Blues with a Smile

本作のタイトルになっているワードに既知感があったので、何となく2002年の
デビュー作当時ビスケットから頂いた名刺を出してみたらビンゴでした。人生、
しかめっ面しているより楽しく生きようよって感じで、特にこんな時代はそういう
精神がとても大事かも。前作同様今回もビリー・ブランチがゲスト参加、#1.Belly
Up Some Blues
はそのビリーのハーモニカ。あと個人的にはRonnie Baker Brooks
参加の#7.Boneheds での切れ味鋭いギターソロが嬉しい!触れた物何でもバタ
ーのようにカットしそうなブレード系ギター。後半ビスケットのベース・ソロもクール!
最近亡くなったシカゴ・ブルースマン&ウーマンたちに捧げられたいますが、
中にはこの人もという名もあって思わず合掌。まさに人間生きているうちが華♪
2010 USA Blues Bass Entertainment BluesBass10
4月 08年のライヴ盤が大好評だったニューオリンズ気鋭のトリオの今度はスタジオ制作盤!
Joe Krown,Walter Wolfman Washington,Russell Batiste Jr. Triple Threat
超ファンキーにイカシたドラムとクール&ジャジーなギター、そして
バターのように濃厚にブルージーなB3オルガンが織りなす音世界。
全12曲中7曲がインストであることもこのパワフルトリオの特徴で、
ジェントリー・タッチのウルフマンのヴォーカルとの対比が丁度よい
感じです。バティスト・チューンの#7.Twelve と クラウン・チューンの
#9.Dame Dreaming にこのトリオのタイム感がよく出ている気がし
ます。三者共作のラスト・チューン#12.Spirit of the Wolf はあたかも
ゴスペル・クワイヤの大合唱が空耳に響く感じのナイスな仕上がり。
2010 USA Joe Krown Self Released JK-1004
ネイティブ・イレクトリック・デルタの迫力満載、トシはくってもまだまだ進化する超人ブルースマン
Big Jack Johnson Juke Joint Saturday Night
一聴して格段にスケールアップした手応えを感じるこれは凄い盤。今まで乗ってた
艦も重巡クラスだっけど、これは文句なし弩級戦艦クラスでの巡航ブルース。まだ
まだ進化する超高性能ブルースマン、ビッグ・ジャック・ジョンソンの姿がここにあり
ます。思えば1990年、銃を携帯した自らもブルースマンの観光バス・ドライバーの愛車
に乗って、深夜ヘッドライトを消した大型バスでクラークスデイルのサム・カー宅まで直行、
そこで観たビッグジャック+フロスト+サム・カー=ジェリー・ロール・キングスのプライベート・
ライヴは私の中の宝もの的メモリーになっています。本作はその時の生々しさが蘇る瞬間
と共により鋭く冴えた側面も多々、収録の全9曲46分が強烈かつ濃厚でこれはブルース
・ファンを自負する人は絶対持ってなあかんでの凄盤絶品盤。私は#2.Flat Foot
#4.Delta Juke 、#8.Jack's Guitar Grooveのインスト弾3発で3回即死、もう圧巻!
2010 USA Independent  
5月 電磁ブラック・ロックと宇宙空間的弾き語りの、かなりユニークなミクスド・ブルース・アルバム
Fernando Jones American Bluesman
初めて私がシカゴの地を踏んだある日のこと、それは1990年の夏でしたが、その日も
とっぷりと夜も更けてそろそろホテルに戻ろうかというとき、たまたま通りに居あわせた
フェルナンドと目があった瞬間のこと。初対面なのにちょっと待ってと声をかけて急いで
自分の車のトランクを開け、そして駆け戻ってきた彼が私の手に乗せたもの、それは
当時彼が出したばかりのブルース本でした。それから早20年余も月日が経って初めて
扱う彼のCDが本作です。実にコンテンポラリーなサウンドはブルースという以上に現代
版R&Bロックといった方がいいのかも知れません。#7.Beast なんかはまさに粒子大に
電子化された音楽成分がデジタル回路の中で飛び跳ねているような感じ。スタイル的
にアコースティックな曲#11.the Honey Boyでも何処かが宇宙的な気分がします。
一部の曲の頭に置いてあるメッセージというかキー(鍵)っぽいトラックで話してい
る内容が判ればもっと楽しめるはず。私は#14.Going Out To Hear the Blues
金属っぽさが好きになりました。余韻で勝負しているユニークな曲も有ります。
2009 USA Mysoundworx
テックスメックス一直線ぶりが総ナイス!加えてギターがK.ラモスで必殺盤!
Los Fabulocos featuring Kid Ramos Dos
先に導入したデルタ・グルーヴのオールスター・ブルース・レビュー
Vol.1とVol.2でもコンフント好きのお客様からいち早く彼らのアルバ
ムが出たら是非とご要望があった作品です。同じTexMex路線でも
何か随分新しい感覚混じりなのが特徴で、#4.Los Chucos Suaves
一曲聴いてもその辺りきっと通じるかと思います。続く#5.She Wakes
 Up Cryin'
は雰囲気がダグ・サームっぽくてオールドファンほど膝を
打って喜んでしまうに違い無し。ギターの適度な粗さもガレージ・テ
イストで、何から何まで絶妙なサウンドにはもう参ったというしか
ありません。特にアコーディオンのファンは絶対の要注目盤!
今回ラモスが居るので彼のこんな曲も#10.My Brothers Keeper
2011 USA Delta Groove DGPCD-142
6月 まさにappleJamらしい選盤、こういった盤はまず他店では見ない盤
50年代のミシシッピ&シカゴから現代のシティへとブルースを軸に時空を旅する感じがナイス

Alabama Slim Blue & Lonesome
英文資料の一部を本格翻訳6で訳したデフォルトのまま〜〜アラバマスリムはバンス、
アラバマ中で誕生するけれども若者としてニューオリンズに移動し、それ以来ジャズの
都市を彼の家にします。〜〜ということでアラバマの冠を付けた今はN.O.ステイタスの
ブルースマン。共演のリトル・フレディ・キングもミシシッピ生まれでシティ(N.O.)在住で
すが、やはりこの街には目には見えない超強力な音楽磁場があって、その磁力に反応
した感度の高いアーティスト達が住みつくという、そんな宇宙のリズムにまた同時に反応
するのが私達ということなのでしょう。隙間だらけの弾き語り#1.Fannie Mae等聴きますと、
ついハーモニカやパーカッションをここに入れたくなるのは多分常人の感覚。ブルースの
起源を思えばこのスタイルで彼は充分に言いたいことを歌いきっている由。続く
#2.Someday Baby はあたかも60年代初頭ジョン・リー・フッカーのテイスト、その
感覚は#3.Old Folks Boogieにも引き継がれ気分的にはやはりシカゴ・ブルース
を聴く耳に。一方でオルガンやリズム隊がサポートした曲はタール系の粘着力
をしたアーバン・ブルースに変身と、作風に幅があるのも特徴です。
Music Maker Stamp-It Series
全曲ギター一本での弾き語り、前作とセットで聴くとまさにコインの裏表的な立体感
Kipori Woods Back to New Orleans
ぶっといエレキとごついハモンドB3が絡む実にアグレッシヴな作りをした
前作2000年盤から早10年余。本作のタイトルから窺うに恐らくキポリも
また「カトリーナ」来襲の後に他の街に越していたのかもですが、それは
ともかく今回全曲を至ってシンプルな弾き語り作品にしたのが大きな特徴。
想像するに一人のシンガーソング・ライターとしての自分を客観的に残し
たくなったのかと受け止めました。とはいえ、内外から高い評価を得た前
作と今作の彼が繋がっていることを感じさせる#3.Big Black Cadillac
まさにコインの裏表。日陰があるから日向もあるしの如く、ハードな前作
と本作とをランダムにミックスして聴くと凄く立体的なブルースに
なること実感します。#7.Get on the Floor は無性にここに
ヘヴィなドラムとファンキーなベースを入れてみたくなる曲。
2011USA Independent
7月 鉄板系のギター・サウンドに言葉に出来ない魅力を感じます
Linsey Alexander You Ain't Got It
当店が初めてリンゼイのCDを扱ったときの興奮からもう10年が経過した
こと、本作で改めて意識しました。僅か4曲だけの盤なのに反響がとても
大きかったのでその記憶が今も鮮やかです。リンゼイの活動開始は1959
年のことといいますから既に半世紀を超えて今もバリバリの現役という、
文句なし生ける巨人の一人。本作ではアヤコ・ミナミという日本人名前の
サックス奏者の参加が目を引きますが、もしやシカゴブルース消息筋の
間では話題の方なのかも。冒頭#1.If You Ain't Got Itではそのサックス
での幕開け、中間部のリンゼイのソロも渋い! さらに渋くファンキーに
迫る#8.Thinking About Meはホーンがもろサザン・ブルース・テイスト
なのが嬉しい。リンゼイのギターとキポリ・ウッズのギターって雰囲気が結構似てますよね。
2011 USA Independent
自身のスタジオも持ち本作をプロデュースもしたMax Vのギターと
ロニーのギターに加えてハープ奏者Kido Yukoの活躍も見逃せないアルバム

Nellie "Tiger" Travis I'm Going Out Tonight 
まるでア・タ・シ・シリーズ三部作なのといった感のタイトルが
続きますが、レーベルは変わっても路線はいつもと同じ。シカゴ
屈指の名手 Ronie Baker Brooks が#6.8.10の3曲で参加、いつ
もながら切れ味鋭いブレード系のギターが抜群!です。例えば
#6.You Must Be Lovin Someone Elsでもすべり出しの部分だけ
でK.O.されそうな存在感。イントロがボビー・ラッシュみたいな
#5.Tornado Wrapped In Fire はちょっと苦手なタイプの曲かと
感じつつもジャケット写真のイメージそのまんまで、私は大いに
気に入りました。ネリー自身が最も好んでいると思われる
タイプのソウルバラード#10.There's a Queen In Meはギタ
ーがロニーだという意外性も含めて特に注目した曲です。
2011USA Benevolent Blues
8月 ギター好きなら絶対に聴かないと損、今年度最高峰の激辛ブルースギター・サウンド!
Kenny "Blue" Ray Best of Blue II

イマドキ用語事典なら間違いなく ケニー三角形 =ケニーさんカッケェ!
というギターで一杯のクールインスト・アルバム。本作でも時折コリンズ
風の音が飛び出しますが、基本的にはいつものファット&プチウォームな
ケニー独自のトーンが炸裂しています。その余りの心地よい音に聴いたら
最後一瞬で熱血熱烈ファンになる方がこの十年続出中にも関わらず未だに
日本のギター系マガジンが彼をレビューしたというニュースを聞きません。
一体どうなっているのか。btw、#1.Tacos & Tequira で文字通り胃袋の中は
真っ赤っか、実際には飲食してないタコスやテキーラのキツ〜イげっぷが
出そうなくらいゴキゲンに。そんなハイな気分をさらにハッピーなものにする
#3.Sting Brimも最高。彼の人気の秘密はどこでも顔を出す何気ないチョー
キングひとつにも漂う比類なきカッコよさにもありそう。仮に沢山弾かなくて
もファンを一撃にするまさに名手中の名手です。文句なし、かっけぇべ。
2011 USA Kenny Blue Ray22
ルイジアナの湿地帯からワイオミングの広大な草原までを内包
Spencer Bohren Black Water Music 
前作から一年しか経ってないのに声の質が少し変わったかな、
と感じる一方でその変化の印象は音作りに現れた変化の副産
物かも知れないと気がつきました。例えば#4.Bad Luck Born
も感じるスワンピーなトーン、つられてボーレンの声も湿地帯系
になったような気も。#6.Borrowed Timeにおけるプチ・ファンクな
タッチ、雨上がりのポンチャトレイン湖にめちゃ似合いそうです。
#9.Your Loveはギターを離れピアノ伴奏だけで歌うボーレン。
ラスト#11.Listen to the Windには出身地ワイオミングの広大な
草原を感じ、少しウエスタン調にも聞こえる印象的な曲です。
2011USA Spencer Bohre  
9月 ナチュラル・グルーヴ感たっぷりのジューシーなギターが魅力
Roach Thompson Blues Band Honky Tonkin' with Roch
本作で初めて知ったブルースマンですが文句なしアルバム丸ごと
今年度MAXに最高峰の作品と確信します。もしや一部の曲はオリジ
ナルかもですが、既知の有名曲におけるカバーセンスも抜群、曲を
完璧に自分の曲にしています。#1.Honky Tonk に現れるこの貫禄、
#6.San-HoZayでの小気味よさ、いずれも程よいテンションでリラック
ス感もあるのが特徴。これは多分オリジナルか、#14.Just Pickin'
イントロのリフの段階から腰がムズムズして勝手に踊り出す感じ、
ギタートーンが地味派手に渋いのもツボにはまる大きな要因です。
2011 USA HSM HSM5054-2
2枚コース会員様限定盤Very Limited
ちょっぴりへたくそだけど味わいのある歌が何とも言えない魅力になってます

Marc Benno and the Blues Blasters Live at the Pour House
何と驚きのこれはマーク・ベノのブルースバンドでのライヴ盤。
ワンショット限りで限定数の品故、現在はパッケージでは何処
も販売していない模様です。曲自体 私も大好きな #6.Born
under a Bad Sign
や #7.Mustang Sally のこの文句なし場末の
モロB級ブルースぶりに全身がシビレます。オルガンがクール
なラスト#11.Tip Jar なんかもそのまんまでかつて自分たちの
ブルースバンドが超ローカルなクラブでギグをやったときの感
じが重なり二重に電撃が走ります。「雑魚」が今でも愛聴盤の
人は文字通り生きてて良かった状態の感動に包まれるはず。
2011 USA Independent 8 85767 69527 6
10月 低予算のインディーズ・ブルーズン・ソウルが耳にはゴージャスに響くというこの真実
MauriceDavis "Play" Boy
一見似た路線でも、デルタのマラコとミシガンものとは此処がやっぱり
違うと感じた瞬間。言葉では表現しにくいその綾は例えば#2.Breaking
 Up Somebody's Home
のホーン隊に如実に現れている由、なんちゅうか
体育会系のアンサンブルになるんですよね。その辺りより色濃く出てるの
が#6.Turning Point でここでは歌のハリにもミシガン湖の風を感じます(=
強風の意)。 アルキンのカバーチューン #4.Cold Womenwith Warm Hearts
でも低重心のゴリゴリ感が漂い、実に全くこの辺りモーリス独特のテイ
ストなのかも知れません。というかチープに作ってもゴージャス!個人
的に最もお気に入りは#5.License to Steal、このノリが好きです。
2011 USA Touring Records
04年盤の衝撃がまた蘇る、絶対要注目の極めて秀逸なミクスド・ブルース盤
Michael Powers Revolutionary Boogie 
オリジナル曲での個性に加えて有名曲のカバーチューンに
またその上をいく自身の個性を投入するセンスに長けた人。
2004年盤でマイケル・パワーズから受けた最初の印象はそ
の点がまず一番に強烈でした。そしてその印象は7年後の
本盤でも全く同じです。今回はAngel Roseのヴォーカルが
登場する#7.It's About That Time と Henry Butler のkb が
加わった#1.I Miss Your Kissin' が特に華やか。個人的には
#6.Shake Your Money Maker の電源付きアコースティック
感覚のカバーがクールで激しくお気に入りになりました。
2011 USA ZIHO Music ZM-201109
11月 こんなに嬉しい復刻盤は久しぶり、全世界から歓喜のどよめきが聞こえてきそう
Leon Russell Live in Japan 1973 : Live in Houston 1971
今回の復刻盤は世界初CD化であるばかりか、日本でのライヴのみならず
今まで未発だった71年4月22日のヒューストンでのライヴ7曲が追加収録
された点で実に画期的。日本でのライヴは日本だけでの発売だったので
海外のファンには二倍嬉しい復刻、今この瞬間地球規模で目の幅涙を流
して本作に聞き惚れている方がある訳です。その日本ライヴからは#4.
Roll Away the Stoneがまるでジョー・コッカーのマッドドッグス〜ライヴ盤と
イメージが重なる程の超熱血パフォーマンス。我が日本の聴衆の反応も
メチャメチャ幸せそうで一瞬で同化してしまいます。私は「Alcatraz」が
大好きなのですが嬉しいことにここには両方分の収録があります。
日本での#7.Alcatrazと ヒューストンでの #10.Alcatraz。あとまるでリオン
のオリジナルに聞こえてしまう#15.Jumpin' Jack Flashもゴ・キ・ゲ・ン・
2011 UK ACE/Big Beat CDWIKD296

RBCとBluesClubの両方の会員の方の場合はLeon Russellの重複を避けるため当月のBluesClubは
カスタム選盤となりますことをご了承下さいませ。
1999年にベルギーで収録してあったキャンディ(vo)とスー(kb)のデュオ・ライヴ
Candye Kane & Sue Palmer  One Night in Belguium
前作のライヴ盤でバレルハウスっぽいピアノとの相性が凄く好い
と感じていたら、それはキャンディ自身も同じだったのか今回は
スー・パルマーのピアノだけをバックにベルギーをツアーした際
のライヴ盤が出ました。といっても収録は1999年のこと、丁度
ブルザイから見事にブレイクを決めたあの「ザ・タフエスト〜」が
出る一年前。いつか出そうねって感じで二人で暖めてあった
音源の模様です。#8.Swing Brother Swing のパンチ力はやは
り10才今より若いことが歴然。#13.Cry Me a River となると
ピアノが無くてもア・カペラでいけちゃいそうな迫力です。
ラスト#14.Boogie Woogie Country Girl は二人共にハイ
ライト・チューンでスーの kb ソロも一気に白熱します。
2011 USA Independent
12月 ジプシーの渋い歌にひたすら魅了される極上ブラック・ミュージック
Gypsy Elise & the Royal Blues Watermelon
こんなに渋い女性を知らなかったとは!既に00年と10年にも
リリースがあるジプシー・エリスのこれは2011年発売の三作目。
ギターがJohn Lisi なのもニューオリンズ・サウンド・ファンの目を
引きそうで、実際#8.Deliver Me なんか聴くとソロとカッティング共
に独特のジョン・リシ節に魅了されてしまいます。#1.Don't Touch
that Kity Cat
の軽やかさもゴキゲン。エリスは多分自身生粋の
ジプシーなのを誇りに生きてきた人なのかも。ラスト#9.Lonely
Gypsy
は自然とエリスの様子を想像してしまう歌です。
2011 USA Independent  
黄金のヒットパレード・イン・ザ・ギグ、君はそんときの人?って感じでしょうか
W.C. Clark Were You There?
懐かしの大ヒット曲を耳にして、瞬時にその時のその時代の
自分の姿が浮かぶ人は Yes I was thereとなるのでしょう、多分。
人によって、例えば私の場合は#4.Georgia On My Mind を聴くと
原体験以上に40代の頃に聴いた御前崎のレストラン兼ライヴハス
ウのマスターの歌の方が強烈な印象になっていますが。それは
さておき #10.Stand By Me や #11.What'd I Say は沢山聴いて
きた数々のカバーチューンを忘れさせるW.C.ならではのオンリー
・ワン・スタイルに変身。場末のライヴで大感激する瞬間です。
2011 USA Independent
特典 年間通期2枚会員様に
ボーナスポイント

3,000ポイントを進呈


appleJam レ7クラブ+1
さらにご加入のコース合計枚数が3枚の会員様は5,000ポイント
4枚の会員様には7,000ポイント
というようにご加入のコース総枚数に応じて
累進加算でポイントは増量されます。
詳しくは 7大クラブ共通規約 のページをご参照下さいませ。
2枚コース会員様は
さらにお楽しみ♪

恒例 appleJam2012壁掛けカレンダー(12枚綴り)を進呈します。








新録!RareBluesClub
過去
2010年の 頒布タイトル一覧

2010年 1枚会員 2枚会員にはこちらの作品もお届けします
1月 ジャズにフュージョンがあるなら、これはブルースのフュージョンだ
快速ハイテク・ギターが疾走する様はまさに爆音で聞きたくなる瞬間!
Vince Agwada Eyes of the City
シカゴで今熱い注目を集めているのがこのヴィンスその人。濃厚な
ブルース系のギター・アルバムが出た!というニュースは既に今年
の春に一報が入っていたのですが、今回当店的にはここにも一曲
参加しているアリヨさんの帰国を待って、アリヨ氏から直接購入させ
て頂くことになりました。どれも長い時間練り上げて仕上がった作品
ばかりです、とアリヨさんから伺いましたが、実際この中の曲全曲が
実に濃厚に仕上がっています。そのアリヨ氏参加の#4.やSugar Blue
参加の#6が注目を集める一方、当店的には#5.I'm Coming Home 
と #8.Tubed Out が爆音フィットしています。大満足!
ジミー・ヴィヴィノ(g.vo)をゲストに迎えたニューヨーク・ライヴ盤
Felix Cabrera Band Live at the Turning Point
以前にもRBCで会員の皆様にお届けしたカブレラが久々に新作を発表。
今回はギタリストのJimmy Vivinoを歌でもアルバム半分でフィーチャーし
たライヴ盤。グルーヴィーなオリジナル曲に混じってポーバタやディラン・
チューンも飛び出す姿には、きっと若い頃にキューバから恋い焦がれた
海の向こうのアメリカという図式をちょっぴり感じてしまいます。ヴィヴィノ
の歌はカブレラとの対比の中で柔と剛といったコントラストが成立、耳にも
丁度良いバランスに聞こえます。全編通じてゴキゲンな中、自分的には
ポーバタ・チューン#3.Lovin' Cup と オリジナル・チューン#4.Kid at Heart
が放つテイストが共に一番のお気に入りになりました。
2月 抜群のタイムマシン効果を生むハメルの80年〜92年収録のシカゴ・ブルース・ライヴ
Mark Hummel Chicago Blues Party Recorded Live! 1980-1992
冒頭から貫禄の五連発を決めるジミー・ロジャースを始め、あとエディ・テイラー、
Mississippi Johnny Waters、ルーサー・タッカーと続く全15曲。いずれもが過去80
〜92年の間に収録されていたハメルとの共演によるライヴ音源のベスト・セレク
ション。なかでも87年に没した M.Johnny Waters のトラックが彼自身のセットの
他、エディ・テイラーのセットにも全曲参加なので計8曲に渡って聴くことが出来、
録音の少ない人だけにこれは大変貴重な復刻になったように思います。#10.
Dust My Broom はそのMississippi Johnny Waters がテイラーのセットでリード・
ヴォーカルとスライドで熱演している一曲。まるで60年代マックスウェル・スト
リートが蘇ったかのような気がする目の幅涙の瞬間です!
2009 USA Mountain Top Pruduction MTP-0013
弾き語り + ハーモニカ奏者というシンプルな編成の中に見るブルースの原型
Ernie Vincent Bayou Road Blues
タンバリンが加わった曲等 2曲を除いてあとは全曲弾き語りに
生ハープが寄り添う形で加わっただけの吹き込み。そのような
シンプルな編成にも関わらずそのことに気づくまでに時間がか
かった事実からも意外と耳に届く音は分厚い。実際には無い
ドラムやベースの音が一緒に聞こえている感覚がこの人の凄
いところでもあります。サングラスの濃さやその表情から盲目
のシンガーかと思いつつ、歌に籠める魂の濃さ・深さが半端で
はありません。ハーモニカのタイトな伴奏も光る作品で、その
辺りは#4.King Bee を例にとっても伝わると思います。
2009 USA Montegut Street Records
3月 70年代スタックスを彷彿とする緩めのブルーズン・ソウル、
どんぴしゃハマるシンセ・ストリングスのバックがまたクール

Tutu Jones Inside Out
むむむ、これは往年のブルーズン・ソウル・ファンにはたまらない1枚!
のっけから一瞬でゴキゲン度MAXの横揺れグルーヴ感に包まれます。
ツボにハマるチープなシンセ・ストリングスはこの手のサウンドにはまさ
にお約束の演出でもあります。曲の中盤登場するツツの歯切れの良い
しかも超短いギターソロは掴みの2音で勝負は決まった。まさにこれぞ
玄人の技!試聴はその#1.Starting All Over と、続く#2.I Can Write a
Book About You
をどうぞ。ソウルシンガーとして聴いても超A級です。
思えば当店appleJam が浜松出店当時にブルザイ盤とJSP盤とで大プ
ッシュしたのがこのツツ・ジョーンズ。久しぶりの新譜で強烈感動中!
2009 USA Independent
シカゴにココが居なくなったことの隙間をネリーたちが埋めてくれますように
Nellie "Tiger" Travis I'm in Love with a Man I Can't Stand
ネリーの最大の魅力は、何となくいつもちょっと大人しそうな眠そうな
成分を歌に感じる点。人によってはブルース・ウーマンはとことんパワ
フルなのが好きという方もあるかも知れませんが、ことソウルフルな
スタイルを行くネリーの場合ちょっぴりウェットな部分がそのまま彼女
の持ち味になっている気がします。というか最近ではすっかりソウル・
シンガーになっているネリー、惜しまれつつ亡くなった大先輩ココ・テ
イラーに捧げた#9.Queen of the Blues でも全編しっとりとした質感
のソウルバラードに仕上げています。#11.I'm a Tiger はやっぱりブ
ルースも似合う人であることを証明したトラック。
2009 USA CDS Records
4月 新時代を生きる21世紀のメンフィスながらも、そのソウル魂にチェンジは無用
James Smith Everybody Needs Love
この作品を自分よりも先駆者になるすべてのソウル・レジェンズに捧げるという
ジェームズのメッセージ。これからこのアルバムを聴こうという方にもそれは等
しく捧げられる彼の気持ちかと思いつつ、#2.Everybody Needs Love のような
バラードを聴くと、そこには歌というものを介して共有している人々の心の寄り
合い所があるような気がしてきます。以前BBCが制作したソウル・ミュージック
を探求した番組で、とあるシンガーが結局人は皆Everybody Needs Somebody
の気持ちで生きているのだ、みたいなことを言っていました。風貌通りダンディ
ズム溢れるバラード・ソングは年期も手伝ってか超渋の味わい。一方ダウンホ
ームなテイストで迫る#7.Daddy Sweet Back もGoodで、唯一惜しいの
はサウンドがややチープ。これは恐らく低予算で作るしかないという
インディーズ・ソウルに共通した台所事情かと。大企業と金融業界にば
かりお金がだぶつく今の世界の仕組みを早く何とかしないと、エンター
テインメント・シーンにも冬の時代が長引くことになりそう。そこはみんな
で頑張るしかなく、とにかくいい歌があれば人生が楽しい、これ真実!
2009 USA B&J Records
もうちょい音作りに予算をかけたら見違えるくらいのサウンドになりそうな予感
ColdTrainBlues the Party Train
ライジング・サン・レコードは、世界で最もファンキーなブルースバンドの
1つをあなたを紹介することを誇っています。〜〜というメッセージ通り、
これはちょっと隅には置けないイカシたローカル・ブルース盤。インレイ
1枚きりのスリムケース入りという、最もチープな装丁故に会員オンリー
のショップ限定盤としましたが、内容的にはかなり好い線いってます。
#1.Don't Know Why ではそのプチ・スモーキーなヴォイスが曲に見事に
マッチング、さらに#11.Guilty in the First Degreeではフィーリングそれ
自体がとっても70年代AORっぽいのが印象的。街外れの殺風景なラ
ーメン店で遭遇した極旨スープの豚骨拉麺の風情。
2009 USA Rizing Sun Records
5月 極上インディー・ソウルの醍醐味満タン、至福のグルーヴ感に包まれて
O.B.Buchana Southern Soul Country Boy
この内容なら若干古くても(2008年制作)絶対にOK牧場を頂けそう
な確かな盤。これもインディソウル・ファンにはお馴染みのメンフィス
ECKOレーベルの極上音盤で、ハイ・サウンドにも似たメンフィス固有
の横揺れグルーヴ感が大いなる特徴です。中にはダウンホーム調の
ヴェリー・ナイスなブルース#7.She's Got the Best Lovin' that Ever
Put on a Pair of Drawers
もあってまさにappleJam的にも心うきうき。
さらには実にポジティヴな気持ちになる#9.I'm Gonna ChangeThings
とこれは聴くだけで明日への勇気が倍増するソウル・ミュージック、
メロウなシティ・ソウルもいいけどサザンものはやっぱり格別です。
2008 USA Ecko Records ECD-1107 
クリス・キッドとラスティのギターも抜群に光るトリプル・ナイスな盤!
R.J.Mischo Knowledge You Can't Get In College
のっけから最高に気持ちよくなる展開、#1.Two Hours from Tuisa
でのハーモニカとギターを聴いただけで私はもう昇天!今作でギタ
ーで5曲と、さらにオルガンとアップライト・ベースでも3曲で活躍する
やたらカッコいいマルチな男、Chris "Kid" Andersen に大注目で、職人
ギター Rusty Zinnの入った5曲と白熱の共演比べも激しく楽しい要素。
そのラスティの、まるで60年代クライマックス・シカゴみたいなチープな
音のソロ#5.Ain't Nothin' Newをもう何回聴いたことか。このカリカリっ
としたチープな音は私にはまさに劇薬、即死、ほんとにもうたまらんっ!
状態。加えて密書のハーモニカそれ自体が全曲で極上の域です。
2009 USA Independent
6月 超渋に枯れてきた部分とメチャ×2若い部分と両方楽しめる凄い盤
Johnny Rawls Ace of Spades
ゴキゲンなサザンもののブルーズン・ソウルほど聴いて
てじっとはしていられない音楽はない。これもまたウッと
かハッとか返しつつ、椅子に座った状態でさえ腰から下
も上も揺さぶってしまいそう。二管にキーボードと、あと
セットよってはフィドルも入る豪華な編成はそれぞれテ
キサスとモンタナのスタジオにて収録。テキサス編から
#2.Ace of Spades と モンタナ編の#9.Live for Today
を試聴用に置きますが、全曲が渋くかつ熱いです。
2009 USA Catfood Records
夫人に託されたブートレッグ・カセットが公式にオフィシャル・アルバムに!
Willam Clarke Live Bootleg Cassette Anthology
クラーク夫人から夫の作品をまた出しました、という連絡を頂き
自分自身がファンの一人としてワクワクしながら仕入れたアルバ
ムです。元の音源は彼の没後に出現した海賊録音カセットらしく、
その出来映えが余りに素晴らしいことからこうして公式に日の目を
見た模様。音質的な不満以外は一切の文句なし、どころこか全曲
絶品の仕上がりです。ノリは熱いし勢いは半端でないし、改めて彼
が今実体としてこの惑星上に居ないのが残念ですが、こうやって
また「新譜」が聴ける幸せを噛みしめつつ、ブルースと共にあった
彼のかつての日々を皆様と分かち合いたい気持ちです。試聴は
一曲目の Walked Allnight と #8.Home is Where the Heart is
是非どうぞ。この日この会場に居た人の一人になれる気分です。
2010 USA Watch Dog Records WD-1010  bb's Recommendation2010
★★★★☆
7月 音質は宅録並ながらもその中身はすこぶる濃くて熱い弩級のオリジナル・ブルースが炸裂!
Ernie Vincent & the Top Notes Party on the Bayou Live at d.b.a.
これを聴いたらもう言葉は不要。私の場合はまず#3.Jealosy から#4.Blues Funk
の部分で一回昇天、う〜ん何とシアワセな気分になることか。今作では特に強烈に
魅力的なサックスとトランペットが随伴していて、それがまた半端でなく超ハッピー。
このアーニーと前作のアーニーが同じ人だというのは知識脳的には判っても音楽脳
の方が俄には納得しない状況で、それなんかがやっぱりシンプルだけど超ディープな
ブルースの世界だからこその現象だと感じます。何の予備知識もなく旅で行ったニ
ューオリンズの街でいきなり生で観てしまったら、きっと生涯忘れない劇的な印象
を彼は残すに違いなく、こうやって居ながらにしてCDで簡単に彼を聴くことが出来
る幸運を改めて噛みしめています。今年度MAXに最高峰な進行形ブルース!
2010 USA Rollo Records
中盤でクリームにも接近、シカゴで蘇ったUKブルース・イノヴェーションってか
Nick Moss Privileged
ここ数年感じていたクリーム再評価機運が決して錯覚ではないこと、
ここでまた改めて感じました。ニック・モスもまたクリームを演ることの
喜びを体感しているに違い有りません。#5.Politician と#6.She's No Fine
の流れがそれを語っている気がします。クリームのリフを拝借してサニー
ボーイの曲を演っている後者でもギター・ニュアンスがブルース・ブレイ
カーズ時代のクラプトンっぽいのが妙。ギターというずば抜けた魅力を
持つ楽器でブルース・ロックをパフォーマンスするという、無比のその
快感が生む無限のエネルギーこそクリームの時代からずっと
受け継がれているギターマン・スピリットの源!
2010 USA Blue Bella BBCD-1014
8月 特筆はレスリー・ウェストやブライアン・メイのギターが炸裂する
Going Down Slowがアルバムの白眉ながらも全編が面白い!

Troy Turner Whole Lotta Blues
お馴染みのEvidence盤ながら今回はニューオリンズの代理店経由で
仕入れた分導入が遅くなりました。2010年6月現在まだどのショップも
指摘していないのですが、ルイジアナ出身のこのトロイの2作目には
何とブライアン・メイとレスリー・ウェスト、ボニー・ブラムレットにボビー・
ホウィットロックが加わった強烈な#9.Going Down Slowと、きっと元フリー
のSimon Kirkかなと思えるドラムが炸裂する#6.や#13.One Way Ticket
があったり。あとレスリーとスティーヴ・クロッパーが並んでクレジットされ
ている#2.Come to Your Sensesも好い感じの曲。トロイ自身のキャラク
ターと感じた曲の中では#10.Don't Push Your Luck が最もストレート
でかつ渋いトラック。あちこちがマニア心を擽る良質作品!です。
2010 USA Evidence ECD-26138  
偉大だったウイリアム・クラークの、発掘と復刻の作業はまだまだ終わらない
the William Clarke Band Tip of the Top
この作品はクラークが師と仰ぐジョージ・ハーモニカ・スミスへのトリビュートとして
かつてKing Aceから87年にリリースされたもの。長らくの廃盤状態を経て今般ク
ラーク夫人のレーベルWatch Dogから復刻されました。かがんでハーモニカを吹く
姿は当時のアルバム・ジャケットでも使用された写真ですが、今回はここに集結
したゲスト陣の凄さ故各人の名前が空中を浮遊するたんぽぽっぽくあしらわれて
います。G.H.スミス1曲、茶蟻 末世流 白2曲 にジュニア和徒尊4曲、ハリウッド・
ワッツ4曲、ロニー・アール1曲と、最強ゲストを従えたクラークのまさに音盤的晴
れ舞台。亡きウィリアム自身も今墓の下で目の幅涙で感激している気がします。
試聴は大迫力インストの#8.Chromatic Jump とファッツのギターが熱い
#12.Party Party をどうぞ。全曲がこの水準でまさに全編白眉の一作。
2010 USA Watch Dog Records
9月 全編57分が濃縮スープのようなブルースDVD、濃いけどのど越しはマイルド
バターのように濃厚なテレキャス&ラップスチールには目が釘付けです

Sonny Rhodes Live at Postojna Blues Festival DVD (pal all zone)
2枚で2色のサニー・ローズを楽しむことが出来た前作08年盤スタジオ&ライヴの
連作CDは、漆黒の色艶を放つ濃厚なブルースが、しかし耳にはとてものど越し
マイルドな後口を残すことを教えてくれました。今回のこのスロヴェニア〜ポストイ
ナ地方で収録されたブルース・フェスでのライヴ映像は前作のライヴCDと似たテイ
ストでバックバンドのシックなことこの上なしです。メロウ&ダンディな音に包まれて
会場に響くソニーのラップスチールはもう貫禄の産物と言える領域。というかテレキャ
スを弾いている時でさえ夢心地にさせられるこの展開、芸風とかいう以上にこれが
もっともナチュラルな彼自身のブルース・スタイルなのだと判ります。世界全域PAL
-DVDでしか出ていない作品のためあえてPALでも導入しました。PC搭載のDVDドラ
イブなら大抵PALも再生可ですし、例えば私が使用している DS DPC-207 といった
オールリージョン対応の激安DVDプレーヤーならPALとNTSC方式共にOKです。
実売で 3〜5千円台なのでもしこのDVDが再生出来ないというお客様は
どうかこの機にそういったフレキシブルな再生能力を持ったプレーヤーを
1台購入されることをお薦めします。といいますのも今後ともPAL方式しか
ないブルースDVDも内容がお薦めの作品は扱っていく予定なのです…。
2009 Hungary Feelin' Good Production 008DVD
TechnoFunk×HipHop÷Blues = Nuno's Nouveau Blues という感じ、
自分でも時には気分転換でこんなブルースやってみたくなる一枚

Nuno Mindelis Free Blues
ここで選んだカバー曲の選曲センスが日本人と同じというか、
私の場合全12曲中10曲が好きな曲で、うち5曲が過去自分の
バンドのレパートリーだった曲です(笑)。それらお馴染みの曲が
ちょっぴりテクノ・アレンジになっている点が新しいですが、
#4.All Your Love や #6.Thrill is Gone のゆったりした展開には
新種のファンク・スピリットも感じます。バックトラックはヌーノの
自作音源か?やや単調な気もする展開が逆にブルース人間
工学的にはしっかり快感中枢を抑えている感じもします。
2010 USA Independent
10月 バック・コーラスが一際厚く豪華な編成の中、頼もしくも優しくもあるモニカの歌
Sista Monica Parker Singin' in the Spirit 〜 Live Gospel Concert Recording
闘病後のモニカは一回り包容力が増し、愛に満ちた歌い上げが
より自然と様になっている感じ。とりわけゴスペルを歌うときのモ
ニカは自身一番幸せな瞬間のような気がしています。復帰後に
黒人音楽の世界を軽く一周した感のある04年作は愛とソウルと
スピリットが人間の三大要素だと言わんばかりの内容でした。
一方で今作にも一貫している基本的なモニカ・テイスト、熱唱系
のシャウトが以外と優しく爽やかに響くのが特徴。#3.Oh Happy
Day
や #17.I Got a Feeling で実感して頂けるでしょうか。歌う
ことで自らも何かを掴んでいる、そんな気がするモニカです。
2010 USA Mo Music Records MMRE1122
瞬間瞬間で軸足が大陸をまたぐ感じが独特、極論するとアメリカン・ルーツの根っこはひとつです
Mitch Wodds Gumbo Blues
a Tribute to Smiley Lewis and the Pioneers of New Orleans Rhythm and Blues
出身こそNYのミッチウッズですが、アーティストとしての本格活動は西海岸へ
移住後のベイエリアこそが本拠地となり、そこで私達もよく知るギタリスト、ハイ
タイド・ハリスと組んだこともある人。ジャンプ・ブルースの大御所だけに今作は
スマイリー・ルイス他ニューオリンズR&Bの元祖達に捧げる作品となっています。
特筆は個性的な参加メンバーで、トゥーサンやファッツ・ドミノと仕事をしていた
Herb Hardestyを始め、注目の若手実力派ギタリストJohn Fohl、ボノラマのドラム
奏者Eric Bolivar、注目の若手サックス奏者Amadee Castenell等々マニアックな
実力派が目白押しです。#5.Big Mamou や#9.Blue Monday は特にルイジアナ
色が濃く西海岸とメキシコ湾岸が一気に直結する感じ。ストレートなブルース・
チューンでは#7.Too Many Driversに特に西海岸色が濃く滲んでいますが、
併せてジョン・フォールの多芸ぶりにも耳を奪われる瞬間です。
2010 Club88 Records
11月 直球でソウルフルなストレート・ファンキー・ブルース、快速度は今年度MAX最高峰!
Lenny "Fuzzy" Rankins Take a Brotha Home
パッケージ・バックに白抜きでプリントされたグラミー・アウォード・ウィナー
という記載が目にも耳にも眩しい作品で、文句なし今作に感じる揺るぎない
自信はその実績と決して無関係ではなさそう。レニーのブルースは極めて
ファンキーソウル・スピリットに溢れたブルースで、ギターもさることながら
その歌にぶっちぎりの魅力を感じます。ソウル・シンガーがブルースを演っ
ていると捉えた方が実体に近いようで、さらにはkbで参加している父親に
サンクス・メッセージを残している点からも音楽的覚醒はかなり早熟な環境
だったのかも知れません。幕開けの瞬間からラストまで71分超が一気の
展開の中、特にイントロのカッティングにも痺れる#10.Things I Used to Do
と#13.Grandpa Can't Fly His Kite は共に個性と本領が全発揮の感です。
2010 USA Moon Cook Productions
RBC2枚会員様限定盤
大都会のブルース・ラウンジで冷えたビールを片手に聴きたい、そんな歌で一杯

Michael Packer Blues Band Free Beer
前作の時はメンバーだった大熊氏の仲介で直接パッカー氏から
沢山仕入れたのですが、今回はオレゴンの現地代理店経由で
RBC2枚会員様限定での展開です。それがマイケル・パッカーそ
のものということか、今作では今まで以上にフォーキーかつアメリ
カーナ路線で構成した感じです。曲によっては70〜80年代AORの
テイストもあって、やはりその時代に大メジャーで活躍した人なら
ではと感じます。#2.Jail House Now と #8.the Letdown が放つ
R&Rテイストに彼の源流を見、そこにモダンブルースが衝撃の
合体をすると前作のライヴ盤になるというそんな感じです。
2010 USA Self Released
12月 歌・ハーモニカ共に充分にオリジナルのスタイルをしていて、そしてそれが魅力的
無名だけどイチ押ししたくなる要素で一杯!Best Singer with Blues Harmonica

Teresa Lynne Tear Drop Collector
06年作の実にフレッシュなディープ・インパクトから早4年、待ちに
待ったテレサ・リンは決して期待を裏切らなかった。今作では特に
スローなナンバーで個性を鋭く発揮、山ほどカバーされてきた#9.
Summertimeでも間違いなく八合目から頂上付近で音楽GPSが反応
しそう。シンガーとしても微妙な魅力を持つ人で地声それ自体が魅惑的、
#5.One More Lieでは加えてギターとハーモニカのソロが中盤をドラマ
チックに盛り上げます。ミディアム・チューン#3.Tear Drop Collector
の粘っこさはハーモニカの表現力と併せてアルバムのハイライト・
トラックになっています。今後着実にさらにファンを拡大しそうな予感。
2010 USA Sugar Dog
スパイシーなR&BとA.O.R.も合体、心温まるブルースが聴く者を包む絶品中の絶品作品
B.B. & The Blues Shacks London Days
ヨーロッパのブルースには聴けば聴くほど一種独特のテイストがあること、スヴェン
やブルーバーズを何百回と聴くとそれが理屈抜きの感覚になります。アメリカン・ブル
ースが仮にベーコンかコンビーフだとすればこのB.B.〜のブルースは間違いなくカマン
ベール・チーズの食感。例えば#3.High Class Lonely におけるパキパキ・トーンのギタ
ーと胸キュン・ハープの連続技に続くハモンドのうねり、このセンスは絶対に肉食系ブ
ルースマンには無理で発酵食品系ブルースマンだからこそと感じます。典型的なジェリ
ー・ウェクスラー系R&Bチューン#12.Once in a While でも感じるヨーロッパのエスプリ、
米国大陸と並行して独立するもう一つのブルース文化圏だと確信する瞬間です。
2010 German CrossCut CCD-11100  三面見開き豪華デジパック仕様